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青いいのちの詩: 世界でいちばん遠い島 (心にのこる文学 35)

青いいのちの詩: 世界でいちばん遠い島 (心にのこる文学 35)

青いいのちの詩: 世界でいちばん遠い島 (心にのこる文学 35)

作家
折原みと
出版社
ポプラ社
発売日
1998-11-01
ISBN
9784591058404
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青いいのちの詩: 世界でいちばん遠い島 (心にのこる文学 35) / 感想・レビュー

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志摩子さん

誰かを失うのはとてもつらいことです。二度とその人に会えない、そんなこと信じられない……。でも、そうして「いのち」の貴重さを実感できて初めて、自分が生きていることを大切に思えるのかもしれない、と思います。確かこの作品を最初に読んだのは、目次で「はみだしっ子」という言葉を見かけたからだったと覚えてます。「はみだしっ子」は、私にとって「いのち」を形作る言葉だから。私は不登校になったことはないけれど、小学校の時、何度も学校に行くのがいやで、必死にずる休みをしようとしていました。いろいろ、思い出してしまう作品です。

2015/11/23

くまおくん

「自分の心を閉ざしていたら、どこもおなじ暗い世界だ」この言葉に僕は勇気をもらいました。不登校になってしまった主人公のユウ。けれど不登校というマイナスなものからこの言葉が生まれました。どん底から這い上がるユウがとても格好良くて大好きになりました。

2013/08/09

桜流し

小学生の頃図書室で見つけた一冊、それがこの『青いいのちの詩 世界でいちばん遠い島』でした。不登校の少年が東京から1000㎞離れた小笠原で過ごす、成長物語。読み進めていく内に、これはただの児童書ではなく、著者がこの作品を通して伝えようとする教訓本のような印象を抱きました。海は優しいばかりではないこと、人は厳しさを乗り越えて逞しくなることなど…。(コメント欄に続く)

2013/06/02

七月せら

青い青い海のいろいろな顔を知って、いろいろな事を感じて、少しずつ逞しくなっていくユウ。海は優しい。海は怖い。海は命を奪う。海は命を育む。どこまでも続く海が、見上げた空が、道端の小さな花が輝いて見えるのは、今の自分が輝いているから。

2015/05/02

ゆう

小学校高学年におすすめ。あいだに写真ページがあるのもいいよね。

2014/12/12

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