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花をかう日

花をかう日

花をかう日

作家
あまんきみこ
味戸ケイコ
出版社
ポプラ社
発売日
1999-06-30
ISBN
9784591061084
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花をかう日 / 感想・レビュー

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雨巫女。

《図書館-季節》家族が、失明したらショックだろうなあ。花のかおりをプレゼントしたいという優しい妹さんの気持ちが、お姉さんに届くといいなあ。

2015/03/12

遠い日

お姉さんの抱える現実をようやく理解できるようになったわたし。おかあさんの姉への思いも、ちゃんと感じられるようになったわたし。家族間の重大で切実な問題を、この子は幼いなりに受け止めてきたことがわかる。一歩を踏み出した姉への美しい贈り物。

2015/03/17

ヒラP@ehon.gohon

突然視力を失った姉の世界が自分には解らない。 仲良く遊んだ姉が、見えない世界で一人座っている。 その姉の前で泣き出してしまったことが、妹にはとても重い悲しみとして残っていました。 お姉さんの誕生日に選んだ花は、色ではなく、形ではなく、匂い。 とても繊細な心配りに、妹の姉を思う気持ちが強く感じられました。 身障者への思いがこのような形で描かれることに、とても感動しました。 不自由であっても手を出すのではなく、その人のことをわかってあげなければ。 堅苦しい言葉よりも、妹の行動がすべてを語っています。

2012/05/28

おはなし会 芽ぶっく 

3年生国語単元『おにたのぼうし』から、いわさきちひろさん・あまんきみこさん関連の本のブックトーク 失明した姉のために香りのいい花をプレゼントする妹のはなし。

2013/02/19

anne@灯れ松明の火

あまんきみこさん、大好きです。図書館で背表紙のタイトルを見て、もっと明るい話かなと思ったけれど、実は切ない話でした。読み終わると、いろいろな意味で泣きたくなりました・・・。

2010/08/20

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