おいしい話 (Little Selectionsあなたのための小さな物語 6)
おいしい話 (Little Selectionsあなたのための小さな物語 6) / 感想・レビュー
あつひめ
食べることは生きること、生きることは死ぬこと・・・。幸せな時はより幸せに、不幸せな時はほどほどに食べることが幸せを呼び寄せる・・・感じ。赤木さんの「本の探偵」という肩書きがかっこいい。埋もれている本、これはという本を世に送り出すような職種。読書が苦手な人でも、自分が生きるために必要な食べ物に関する本を読むと、目から鱗で読書の虜になるかもしれない。文字を追いながらその場面がありありと浮かんでくる作品が並んでいる。あなたのための小さな物語シリーズ・・・もっと読んでみたくなった。
2011/03/21
たまご
おいしいのは,豪華な食材や手の込んだ料理ばかりじゃなくて,みんなと分け合うチーズとパンとワインだったり,日を浴びて外で食べるチーズとパンだったり,いやいや大きな花弁を器にしていただくものだったり.ラブラブに二人で作るお料理だったり,心を豊かにするための,自分だけの秘密の食事だったり. おいしさを堪能しました.ほんとぎんぎつねの絵本,見たいなあ…
2020/06/08
朝比奈さん
赤木かん子の一言書評がある意味シュール。 ぶり大根(清水義範)と定番の池波正太郎が良かったです
2014/10/26
スイ
どれも確かに「おいしい話 」なんだけど、美味しさが違っていてすごく楽しい。 赤木さんの選び方もいいんだなぁ。
2020/06/01
ochatomo
赤木かん子さん編のアンソロジー第6巻 美味というよりも心に刺さった食の記憶 「焼岳の月見」庄野英二、「ソリマンのお姫さまの話」カレル・チャペック、「ぶり大根」清水義範、「夏の盃」波津彬子、「食べる」池波正太郎 2001刊
2019/11/20
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