ズッコケ愛の動物記 (ポプラ社文庫 Z 32 ズッコケ文庫)
ズッコケ愛の動物記 (ポプラ社文庫 Z 32 ズッコケ文庫) / 感想・レビュー
ナタニエル・ブシッチオ
やさしいモーちゃんも行動からたくさんの動物を空き地で飼育し始めいる3人。動物は持ち物や装飾品ではなく、命を預かるということ、人によっては家族同様と考える人もいる時代。人間の事情で飼い始め、飼育を放棄するという勝手な都合に振り回される動物問題は、未だ解決していない。那須先生はずっと以前からそうなることを予見され、子供たちに問題提起として書かれたのだろうが、当時の子供のうちどれ位が問題としてとらえ、行動にうつしたか。ハチベエの両親はウサギの飼育を受け入れてくれたことが良い終わり方だった。
2019/12/30
mitomezzi
Re:
2022/02/24
沖川あこ
秘密基地的なやつ、小学生のときみんなやるよね。三人組は基地ではなく、動物園だったけど。楽しいよね。最後、みんなうまくいってよかった。
2022/02/15
私的読書メモ3328
動物への興味、しかし子供には、親が許してくれなければどうにもなりません。でもそういう子でも出来るかも、という方法で動物を飼うのが上手い本作。最後の別れといい、人間と動物とのあるべき関係性とは、よりよい愛し方とは、など考えさせられます。
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