クリスマス (Little Selectionsあなたのための小さな物語 16)

帽子を編みます

YA世代向きの本だと思うのですが、大人の私も不覚にも涙が溢れそうになりました。クリスマスは愛について考えさせてくれます。「マギーの贈り物」「わんぱく天使」、悲しい境遇の子どもが描かれています。子どもは無償の愛を与えられて育たなければならないのです。お行儀が良くて扱いやすいから愛されるのではなく、ただそこにいるだけで惜しみない愛を与えたい。現実は上手くいかないことも多いですが、せめてクリスマスの期間だけでも生まれてきてくれてありがとうのあの気持ちを思い返したいと思います。「水上バス」上手い、さすがです。

2021/12/18

ochatomo

赤木かん子さん編のアンソロジー第2期ラストの第16巻　英米系５編とブラジル1編　つらい暮らしや思いが多く描かれて、弱い人々への想像力を広げてくれた　おすすめ　ジョン・ラッツ「生きたクリスマス・ツリー」、キャサリン・パターソン「マギーの贈り物」、Ｊ･Ｍ･ヴァスコンセロス「わんぱく天使」、アン・デ・キィール「三びきめの羊」、ピーター・ラヴゼイ「クレセント街の怪」、アガサ・クリスティー「水上バス」　2002刊

2020/12/14

Hong Kong @新潮部2024

次女の本棚から。私が、彼女がまだ 中学か高校の時プレゼントした本。どうやら読んでなさそう。赤木かん子さん編集だったから買ったのだ。季節外れだが、良い本はやっぱり良いわ。The Live Tree・John Lutzが印象的。

2018/05/30

のんちゃん’

★★☆この季節になると手に取ってしまうクリスマス本。こちらは短編。キリスト教色は強くなく、教訓や説教みたいな話しもなく、あっさり楽しく読めました。一番好きなお話は『わんぱく天使』。自分の一言で、お父さんを傷つけてしまったと思う少年ゼゼがその父に対し償おう、慰めようとする姿に胸が熱くなった。

2011/11/24

2020neko

☆☆☆☆★4／近図。季節の本(クリスマス)。高学年～

2008/12/09