SFセレクション (2) (SFセレクション 2)
SFセレクション (2) (SFセレクション 2) / 感想・レビュー
マリリン
ロボットにまつわる7作品を収録した児童書。アイザック・アシモフ「ロビイ」・手塚治虫「火の鳥 復活篇 AD3009」・矢野徹「フレンドシップ2」・古田足日「アンドロイド・アキコ」...いずれもロボットと人間、親子の関わりの物語だが、脳裏をよぎったのは人種差別問題。特に「フレンドシップ2」は泣ける。著者は1920~1930年代生まれと作品自体は古いものの逆にピュアな心に触れたような気がした。本書は2005年に出版されたが、子供の頃手にしたら読書がより楽しめたと感じた。赤木かんこ氏の解説も良い。
2020/02/14
くさてる
ロボットをテーマにした児童向けアンソロジー。わたしは誰がなんと言おうとアシモフの「ロビイ」を愛している。それはそのまま手塚治虫「火の鳥復活篇」に続く流れだと思う。あとは皮肉のきいた星新一「宿命」が良かった。
2017/10/26
植田 和昭
アンドロイドあきこやロビイが面白かったです。未来世界の構築、少々説教くさいかな。好きな物語を好きにかいたのでいいのであって、論理的な整合性にこだわっても面白くないとおもう。人間自身が直感で生きている部分が多いからだ。
2018/09/30
眠りスナメリ
21世紀に読了。アイザック・アシモフ「ロビイ」。ずっと語り継がれる古典ってやっぱりすごくいい。家にも来てロビイ♪
スターライト
チャペック「ロボットという言葉はどのように生れたか」アシモフ「ロビイ」手塚治虫「火の鳥復活編AD3009」(コミック)矢野徹「フレンドシップ2」古田足日「アンドロイド・アキコ」星新一「宿命」パーネル「未来世界の構築」収録。機械的なロボットだけでなく、人間そっくりのアンドロイドと人間とのドラマを描く作品が並ぶ。矢野の作品は、ハートウォーミングな佳作。パーネルのは『SFの書き方』からの採録で、SF作家志望者としての注意点を述べたもので、なぜこれを収めたのか不思議。編者が想定している読者年齢は、以外に高そう。
2010/11/15
感想・レビューをもっと見る