科学者たちの陰謀 (SFセレクション 4)
科学者たちの陰謀 (SFセレクション 4) / 感想・レビュー
植田 和昭
変な科学者たちの短編集です。特に究極触媒の話が面白かったです。ぼくも科学者の端くれですが、こんなマッドサイエンテイストになりたいです。このセレクション凄そうなので次は地球最後の日を読みたいと思います。
2018/09/08
植田 和昭
5年前に読んでいるのですが、人工宇宙の恐怖以外は全部忘れていました。あなたのエラサはなんボッチ?はとても面白いです。目に見えないような小さな虫が一番偉いとは。トラが0ボッチなのには笑えます。究極触媒もとてもいいです。この総統はヒトラーのことなのでしょうか。この本は挿絵も充実していてすばらしいです。赤木かん子編になっていますが、面白い話ばかりよく集めたと思います。SFアンソロジーを他にもたくさん作って欲しいと思います。今の子供は、ほとんど活字のSFは読んでないよなあ。
2023/02/09
サラサラココ
小2、手塚漫画も入った日本・海外のSF短編集、またしても夜更かし気味に読んでしまった。
2020/09/27
ニミッツクラス
05年の税抜1000円の初版。ポプラ社のSFセレクション(全7巻)の4巻目。赤木氏が編んだ風変わりな科学者(マッドと言うにはほど遠い)が趣旨の6編を収録しているのだが…3巻目の「宇宙の孤独」が良かっただけに本書は少し痛い。巻頭の福島氏は小説ではなく論説(そりゃないよ)。ハミルトンの作品は「フェッセンデンの宇宙」の改題で、燃えて終わりのオチは便利だなぁといつも思う。巻末のテインの「究極触媒」は本国39年雑誌初出で54年書籍化(邦訳は69年創元推理「マイベストSF」)の作品で拾い物かも知れない。★★★☆☆☆
2017/12/13
昭和っ子
大海赫を目当てに読む。不気味だけどどこかかわいい。「エラサ計」があったら私も乗ってみずにはいられないだろう。手塚治の小品は、明朗なイメージに反する所が良かった。
2012/12/24
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