探偵!ナイトスクープアホの遺伝子
探偵!ナイトスクープアホの遺伝子 / 感想・レビュー
へくとぱすかる
制作側から見た、あの番組の本!新しいパターンの創造とはこんなに困難であるものなのか、という驚きと、番組の名シーンがいろいろ思い出される。名物番組としての人気の秘密を見たような気がする。爆笑してしまう話も多いけど、最後の西田局長のエピソードは泣かせるなあ。
2014/01/26
さすらいのアリクイ
関西金曜深夜の番組「探偵! ナイトスクープ」の企画が立ち上がるところから、番組開始直後の試行錯誤の時代、そして「小ネタ集」や「パラダイス」などの番組の定番ネタ、数々の伝説のネタが飛び出す番組になるまでが書かれた本。番組制作スタッフの方たちへの、面白いネタ、面白い番組にするための模索を知ることができるインタビュー。上岡龍太郎さんなど番組でおなじみの出演者の方たちの色々な出来事。そして「ウクレレ少女」や林シェフの珍材料を使った料理など、記憶に残るネタの紹介。笑えて、感動して、そして懐かしい気分になれる本です。
2016/02/24
nbhd
88年11月放送「インベーダーゲームはいずこに(桂小枝探偵)」の演出がぶっとんでる。「…和歌山県の白浜温泉に1台あるらしい…顔は白塗り、裃つけた小枝さんは白浜温泉に乗り込んでゆくが、見つからない。温泉街に数カ月もの間居座って、なおも探し続ける。やがて天皇の病態悪化で自粛自粛の世の中となり、生活費を稼ぐための宴会芸のお呼びもかからなくなる。海でサンマを捕らえて生き延びる放浪の生活者となり、やがて力尽き海岸に倒れ伏してしまう。倒れたまま、小枝探偵はふとまぶたを開ける。『あっ、あれは!インベーダーゲームだ!』」
2015/06/22
TERu☆
探偵!ナイトスクープを初期の頃から見続けているコアなファンにはたまらない一冊だろうけど・・・。 そうでない人には、チョット読みにくい番組制作陣を中心に書いたナイトスクープ誕生秘話本。 読みにくいんだけど、読んでいると、深夜枠のTVにかける情熱がじんわりと伝わってくる、アツイ本でした。
2012/05/09
貧家ピー
ナイトスクープ プロデューサーによる回顧録。 企画段階から人気番組になり、出版時までの全てを公開、という感じ。 企画書の一文目が、番組開始冒頭で流れるテロップの内容なのか。 探偵は芸能人ではない、カメラが回っていない時でも、探偵であれという教育をしている。
2006/09/02
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