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ホラ-セレクション (1) (ホラーセレクション 1)

ホラ-セレクション (1) (ホラーセレクション 1)

ホラ-セレクション (1) (ホラーセレクション 1)

作家
赤木かん子
さねとう あきら
出版社
ポプラ社
発売日
2006-03-15
ISBN
9784591090725
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ホラ-セレクション (1) (ホラーセレクション 1) / 感想・レビュー

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☆よいこ

①牡丹灯籠。赤木かんこさんのまえがきが長いよ「読めるでしょ」って読めるだろうけど、読みたい気持ちにさせるのは結構難しい▽[1.牡丹の灯籠/浅井了意]偶然出会った女と懇ろになった男。となりの爺さんが覗くと骸骨だったので、お札を貼ると来なくなる。暫くして女の恨み言を聞き入れたら…[2.牡丹灯籠~お札はがし/五代目古今亭志ん生]落語ver[3.随筆/岡本綺堂]3編[4.怪談牡丹燈記/中国の伝承話]1と同じ話、中国ver[5.四谷怪談/さねとうあきら]民谷伊右衛門[6.真景累ヶ淵・紹介]三遊亭円朝作▽ダイジェスト

2024/10/28

ちえ

『牡丹灯籠』が中国明代の怪談集から来ていることは知っていたが、元の話、落語、歌舞伎の抜粋、岡本綺堂の牡丹灯籠に関する随筆。と幅広い。実際に円朝を聞いて、語りの旨さに驚くというところや、その頃の歌舞伎を観に行くときの様子とかも面白いなぁ。『牡丹灯籠』の部分がとても詳しいので『四谷怪談』と『真景累ヶ淵』はあっさり感じるけれど、日本の夏の怪談の古典はやはりこの三つだろう。YA向きだが大人でも充分楽しめる。図書館ではこのシリーズ、一部が開架で、この本は閉架から出してもらった。

2024/08/06

T. みぃた

本の探偵かん子さんが集めたホラー(入門編といったところでしょうかね)牡丹灯籠の元ネタ中国の『牡丹燈記』は救いがなくてコワイヨ…岡本綺堂の随筆が興味深い

2012/10/19

あられ

あまり怖くなかった。「はじめに」が長くて。。。本編にたどり着くまでにくたびれた。。。

2015/07/26

ささ

■そういや、牡丹灯籠のことってぼんやりとしか知らないかもしれない、番町皿屋敷と四谷怪談辺りとがごっちゃになってるかも、と思い手に取った。中国の『牡丹燈記』が元になっているということも今回初めて知った。古今亭志ん生の『牡丹灯籠〜お札はがし』を読んだら実際に落語で聞きたくなった。岡本綺堂の牡丹灯籠に関する随筆が収録されているのがとてもいい。実際に円朝を聞いた方の随筆。『しよせん怪談というものは理屈の判らないところに凄みもあり〜理屈の分からない怪談を、舞台で凄く見せることは一層の難題であるに相違ない』

2023/01/29

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