ときめき時代3 あいつまであと2秒 (ポプラポケット文庫 52-5 ときめき時代 3)
ときめき時代3 あいつまであと2秒 (ポプラポケット文庫 52-5 ときめき時代 3) / 感想・レビュー
花音
再読。段々と格好良く頼もしくなってきた達郎君、読者としては微笑ましい限りだけれどマコは複雑な思いを抱いているのがよく解ります。そんな中、事故を切欠にそれまでの「日常」が徐々に崩れ始めて…でも、形を変え始めた全てのものに向き合おうとする主人公達が、眩しい。まだまだ子供だから躓いてしまう不器用さもあるけれど、それ故に真っ直ぐで心に曇りが無くて。友達と同じ人を好きになってしまった…というともすればドロドロにもなりかねない題材も、こんなにも爽やかに描くのは折原みとならでは。綺麗事がない分だけ、却って美しく思える。
2012/03/07
がばいおばちゃん
自分よりも幼稚だと思われる男子がほとんどだが、中には大人びた子がいた中2の頃。先に大人になったのを感じたら、妙に意識したりするところがそうだったなぁと共感。
2010/09/12
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