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火垂るの墓 (ポプラポケット文庫 377-1)

火垂るの墓 (ポプラポケット文庫 377-1)

火垂るの墓 (ポプラポケット文庫 377-1)

作家
野坂昭如
出版社
ポプラ社
発売日
2015-01-02
ISBN
9784591093436
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火垂るの墓 (ポプラポケット文庫 377-1) / 感想・レビュー

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itica

【児童書?】表題作の他、5編の童話を収録。何故こうも心を抉るのだろう。ジブリアニメの原作を読んでみようと思い立ち、手に取ったが、生々しさに言葉もない。戦争は小さな子供であろうと容赦はなかった。数年、もしくは十数年しか生きられず未来を閉ざされた子供たちは、不満の言葉も上げられず命を落としていったのだ。こんな悲しいこと、こんな愚行を繰り返してはならないと誰もが思ったはずなのに、現実に戦争は起きている。人間は何て愚かなのだろう。

2022/08/27

みーちゃん

戦争の中を頑張って生きようとする子どもや生き物たちのお話が、6つ入っています。ちなみに、題名の「火垂るの墓」は、6話の中の、最後に書いてあります。戦争の悲惨さがよく分かります。 最後がどれも悲しくて、自分は戦争のときに生まれなくて幸せだなと、思いました。これからも、日本が平和であることを願います(_ _)とてもいい話でした。

2020/07/22

それいゆ

小学4年生に読み聞かせで、この本の最初に載っている「小さい潜水艦に恋をしたでかすぎるクジラの話」を読みました。全部読むのに20分かかりましたが、子どもたちは興味深く目を輝かせて聞いてくれました。雄クジラが帝国海軍の潜水艦を雌クジラと勘違いして体をすり寄せ体当たりをして求愛する姿が描かれています。ありえない話ですが、ほのぼのとしているので、心にしみ込んでくるものがあるんだと思います。

2013/11/09

雨巫女。

《私‐図書館》戦争の怖さを改めて考えさせられる。戦争に巻き込まれてしまった人や動物たちに、ただただ涙。

2011/09/13

Yoko

恥ずかしながら原作と向き合うのは初めて。それも6年生の末っ子に読書感想文を書くよう与えたものの、文中の句読点の打たれ方が現代文とは違っていたり、ふりがなが打ってあるとはいえサッカリン、スフなど私でもよく分からない用語が多いなど、結局私が少しずつ先んじて読んで注釈をつけてやらなければならない羽目となった訳です。そんな成り行きで読みましたが、やっぱりこんなこと世界中の誰の身にも起こってはならない、と改めて強く強く思いました。さて、ムスコはどう受け止めるでしょう。

2015/08/20

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