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君を失って、言葉が生まれた

君を失って、言葉が生まれた

君を失って、言葉が生まれた

作家
藤川 幸之助
田雜芳一
出版社
ポプラ社
発売日
2006-11-01
ISBN
9784591095072
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君を失って、言葉が生まれた / 感想・レビュー

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双海(ふたみ)

妻との死別。いつも、最後。来年はもう来ないということ。「鞄の位置さえ動かせないんだ/この鞄を動かしたら/君がいなくなるようで」・「あの春が最後の春だったのならば/あの花の下で/君をもっと強く抱きしめればよかった」

2019/03/24

ochatomo

母の遠距離介護と離婚で大変な時にパートナーとなった再婚の妻を乳癌で失う 『君が生きていたときは、君以外のことばかり考えていた。』と後悔が綴られるが、それが精一杯であったことも伝わる 妻の手紙には『あなたの夢は、私の夢でもあったわ。』 追悼の本書は名久井直子さんが装丁し、田雑芳一さんの画もいい 2006刊

2024/05/17

雨巫女。

《私-図書館》妻の看病、死の宣告、弱っていく妻の姿。辛いなあ。死に別れて、後からじわじわ辛くなるんだよね。突然死なれた私より、辛いかもしれない。

2019/11/07

しじみ

恋人を癌で失った男性の手記。大切な人を失う悲しさ、自分が生きている幸せ、周りの人を愛する残り時間の少なさ、……無事な生活の中では忘れてしまうたくさんのことを、教えて、思い出させてくれた一冊でした。切なさが伝わってきすぎて苦しかったです。うまく感想が言えないや。これは、この筆者だけの物語じゃない。震災において、たくさんの人がこのような体験をしたんだと思うと胸が締め付けられてたまりません。全体通して入っている挿し絵がとても素敵。まるで画集のようです。これはいろんな方に読んでみてほしいかも。

2012/01/03

徒花

涙が止まらなかった。もし自分が同じ状況になったら?自分が病気の立場でもまた大切な相手がそうであっても、どちらの立場もつらい。

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