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(1)ぼくらの七日間戦争 (「ぼくら」シリーズ 1)

(1)ぼくらの七日間戦争 (「ぼくら」シリーズ 1)

(1)ぼくらの七日間戦争 (「ぼくら」シリーズ 1)

作家
宗田理
加藤アカツキ
出版社
ポプラ社
発売日
2015-01-02
ISBN
9784591095775
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(1)ぼくらの七日間戦争 (「ぼくら」シリーズ 1) / 感想・レビュー

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Rubik's

★★★★★ 愉快で感動.

2019/08/01

zero1

【子どもは、おとなの囚人ではない】中学1年の夏休み、生徒たち20人は廃工場を【解放区】とし立てこもった。そこには【先客】が。女生徒も協力。誘拐事件も起き、救出作戦を決行。終盤では大人たちに戦いを挑む少年たち。学校教育法11条(後述)にも言及。学生運動は負けたのか?【まだ戦いは継続している!】ということを作者は訴えたかった?宇野の成長は「飛ぶ教室」のウリーを思い出す。作品全体はある意味「エーミールと探偵たち」日本版。少年たちはドイツに負けてない。

2019/12/20

takaC

初読は初期のTM NETWORKがSeven Days Warを歌うより前だったから30年近く前なのか。自分も高校生だったもんな。その頃の話だから今読むと古臭いところも多々ある。でも熱さは変わらない。

2013/04/10

Aya Murakami

カドフェス2019対象本、地元市立図書館実習生のおすすめ本(2019) 今でいうブラック校則がはびこる中学校で「人間として扱え」と中学生が一斉蜂起する話。かなり過激ないたずら攻撃が連発しますが社会から見捨てられた老人を見捨てない心優しさも持ち合わせている主人公の一団は共感できます。この心優しさがなければきっと一斉蜂起は内部崩壊していたでしょう。

2019/10/08

へくとぱすかる

痛快! 権力をもつ大人たちの、ずるく醜い姿を徹底的にあばいて、溜飲を下げる夏休み。中学1年生が本当にここまでやれるなら、すごすぎるし、その点は空想的かもしれないけど、それだけに読者の中心であるヤングアダルト層に、今も愛されている理由がよくわかる。この作品を読んで、子どもたちをけしからんと思うのなら、その人は子どもの心をすっかり失った人だ。管理教育の盛んだった時代の作品だけど、子どもたちを取り巻く世界は、案外今も同じなのかもしれない。しかし小説同様、子どもたちを理解する大人だっている。あきらめないことだ。

2020/09/11

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