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月へのぼったケンタロウくん

月へのぼったケンタロウくん

月へのぼったケンタロウくん

作家
柳美里
出版社
ポプラ社
発売日
2007-04-01
ISBN
9784591097649
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月へのぼったケンタロウくん / 感想・レビュー

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マサキ@灯れ松明の火

ケンタロウくんは、ママと2人で暮らしてる。でも…ケンタロウくんが産まれてすぐに、おじいさんが死んじゃったの…それから、ママは…いつも悲しそう…おじいさんの声に導かれ、ケンタロウくんは、月へのぼったんだ!おじいさんに会うために!そう、3人はいつも一緒だったんだ!儚くも切ない柳美里さんの童話です。

2012/07/21

マカロニ マカロン

個人の感想です:B+。雪の日の朝に生れたけんたろうくんのおとうさんは「べつの女のひとを好きになって出ていってしまいました」という児童書にしてはヤケに世知辛い始まりを見せる。おばあさんに死なれたおじいさんが加わって3人暮らし。だがおじいさんはガンが見つかるというハードな展開だが、おじいさんは「あかちゃんが、ぼくのことを、おじいさん、とよぶまではぜったいに死にません。やくそくします」と言うが、やはり途中で亡くなってしまう。だがおじいさんはずっとけんたろうくんとおかあさんを陰から優しく見守り続けている

2023/06/30

こすもす

人は死んでも愛してくれたその記憶は永遠に残り ずっと心の中で寄り添ってくれるものなのでしょう。優しくて寂しい物語。 息子と同じ名前ということもあり名前を読むたびに感情移入してしまった。もう息子は39歳のおじさんだけど・・・(笑)

2016/05/27

こまち

切ないけど温かくて、心がぽかぽかなるまさに児童文学たる作品。 柳美里さんが児童文学書かれてるなんて全く知らなかった。 挿絵もすごく素敵で作品の雰囲気ともぴったり。 今読むからこそお母さんの気持ちに、より感情移入してぽろぽろ泣けてくる。 そして久しぶりに児童文学を読んだけど40分くらいで一冊読めてしまったことにも驚き。それくらい読みやすく、かつ良作♫

2019/07/01

まるよし

優しい文体、優しい絵に包まれる読書体験でした。命4部作はまだ読んでいないので、今後読んでみたいと思います。

2022/06/04

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