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フェロモン

フェロモン

フェロモン

作家
神田茜
出版社
ポプラ社
発売日
2007-08-01
ISBN
9784591098820
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フェロモン / 感想・レビュー

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ゆみねこ

神田茜さんのデビュー作。どこか不器用な女性が主人公の連作短編集。いきなり得体の知れない寮に住み込んで賄い婦になってしまうと言う美佐江から始まる。ジュード・ロウ、そんなにフェロモンを感じるのかな?でも、確かにセクシーと言われたらそうなのかも。PTA活動に関わることになったダンス教師を描いた「結婚指輪」が良かったです。

2015/06/22

まる

「結婚指輪」が読んでいて一番辛かった。何故だろう、環境は全く違うのに、よくわかるような気がします。その他、幸せの定義とか、ちょっと考えてしまいました。誰も彼も何かしらあるのかもしれないけど、幸せにはなれるんですよね、きっと。

2016/05/19

ぶんこ

多分、世間では普通というか、ありふれた主人公達なのでしょうが、私には異質な人達に思えた短編集でした。 突然住み込みの賄いになるなんて、度肝をぬかれる行動です。 引っ越しの段ボール詰めの仕事先で、不倫相手を間違えた奥様に黙って、一緒に仕事をさせたり、ヒョエ〜という事が多かったので、ある意味面白かったです。

2015/03/01

スノーシェルター

生きることが不器用なアラサー女性達の話。そのへんに居そうな人達。特に盛り上がることも、元気になることもなかったけれど、悪くはない。自分の生き方についてちょっとだけ考える。

2014/05/27

そうたそ

★★★☆☆ 「女子芸人」以前に発表された作者のデビュー作。短篇集でありながらも、少しずつ話が繋がっているという趣向。さくさくと読めて面白いが、話としてはありきたりだし、これといった特徴もない。読んでいていい話だと思うのだが、同じようなタイプの話を書いて、内容も更に洗練されているみたいな作家さんは他にごまんといる訳だし、この作品のここが特にいい、というようなところは一つも見つけられなかった。読後に印象に残るようなことも少ない。事実、今感想を書くときに、書くことがなくて困っている。そんな作品だった。

2014/05/22

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