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カレンダーボーイ

カレンダーボーイ

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作家
小路幸也
出版社
ポプラ社
発売日
2007-11-01
ISBN
9784591100028
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カレンダーボーイ / 感想・レビュー

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エンリケ

少年時代と現代を往き来するタイムトラベル小説。一日おきに精神だけが入れ替わるとは些かややこしい。でも悲運の美少女の為に奔走する内容には息つく暇も無くぐいぐいと引っ張られてしまう。只の冒険譚で終わらないのが小路さん。友情や家族愛をじんわりと描いて要所で感動させてくれる。少女の命運を握るのは何とあの三億円事件。小学生の身で犯人を出し抜こうとはちょっとご都合主義かな。他にも突っ込み所は色々有ったが、そんな事は些細に思ってしまう力強いストーリーテリング。でも結末の別離は切なかった。もし過去に戻れたら何をしよう。

2016/06/22

おれんじぺこ♪(16年生)

過去と現代を行ったり来たりするお話。48歳の精神のままで小学生に戻るなんて想像できない…。過去を変えることで現代に歪みがでてしまい、変化が起きる、それは誰にもわからない。いやぁ、面白かった!小路作品というより、伊坂幸太郎作品を読んでる気分でした、何故か(笑)。ただ、最後が切なかった…。ずっとそのままなんて無理ってわかっていても…切ない。

2015/09/24

calaf

タイムトラベラーもの。でも単純ではなく、過去と現在とを医師に関係なく友人と二人で往復振動するという複雑な設定。三億円事件か...生まれる前の話だから、あまり実感はないなぁ...

2014/03/09

あや

小学生と現代を一日おきに行き来するタイムトラベル物。途中までのわくわく感すごかったですが、三億円事件のところとかはやけにあっさり。でもすごい引き込まれました。おもしろかったけど、もっと読みたかったって感じです。

2017/02/23

麦焼酎(ミユキ)

タイムトラベルのお話。面白くもあり切なくもあり。過去を変えると未来はどうなるのか。歪みが生まれ、現代で起こることが変化していく。その変化によって誰かが必ず被らなければいけない。誰が?何を?三億円事件の里美ちゃんを助ける事によって抱えるものは、とても代償が大きかったように私は思います。三億円事件はもう少し時間をかけて進めてほしかったかな。

2016/01/21

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