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([か]1-1)古本道場 (ポプラ文庫 か 1-1)

([か]1-1)古本道場 (ポプラ文庫 か 1-1)

([か]1-1)古本道場 (ポプラ文庫 か 1-1)

作家
角田光代
岡崎武志
出版社
ポプラ社
発売日
2008-06-02
ISBN
9784591103494
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([か]1-1)古本道場 (ポプラ文庫 か 1-1) / 感想・レビュー

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KAZOO

ブック・オフも結構いくのですが、従来からある古本屋もかなり足を運んでいます。神保町、西荻窪や東京駅、渋谷、青山など懐かしい古本屋です。角田さんと岡崎さんがそのような場所にある古本屋へ行き、さまざまな古本探しを行ないます。このような観点もあったのかと勉強になることも多いです。

2015/04/12

星落秋風五丈原

引っ越したり職場を変わった時に、まず探すのが図書館と書店だった。なのに今は、実際行って本がないとイヤなので、なるべく無駄を無くそうと「ネットで調べればいい。そしてあったら、ネットで買えばいい」と考える。「古本道を究めた師匠・岡崎氏の指令を受けて、作家・角田氏が実際の書店を訪れ、依頼された本を探す」という本作の企画は、こうした発想とはまるで逆だ。体験記から自然と浮かび上がるのは、「本とは何か」「書店とは何か」ということと、便利さの代わりに我々が失ったもの。

2008/07/04

Kanae Nakajima

岡崎武志さんにカクタさんが弟子入りしての古本修行が面白くないわけがないのです。師匠の指令も適切なら、弟子の受け止め方もこれまた的確。回を重ねるごとに、カクタさんの腕前が上がっていくさまを、自分も一緒に修行をしているように感じながら読み進めました。カクタさんが買い求めたものに対しての、岡崎さんの解説がまた良くて、上司としてのあり方まで学べた気がします。古書というとつい価値(価格)に目がいきがちですが、心を引かれるのはタイミングや縁も大きく、出会ったときの気持ちを大切にすれば良いのだ、とわかるのです。

2017/09/16

ふろんた2.0

古書初心者の角田さんが、岡崎さんに弟子入りし都内の古書店を巡るエッセイ。のほほんとしているようで、視点も鋭い。フィールドワークを続けて、古書会館にも行けるようになったら免許皆伝かな。古本道においては私も初心者だし、年齢層からいえば子どもだ。私も師匠が欲しい。

2014/03/20

おくりゆう

角田さんの別の本を探しにいって手を伸びたのが何故かこちらでした。岡崎さんパートは謎のノリでうーん…な所もあるものの勉強になりますが、個人的には、洞察力や本に対する気持ちとその表現方法など、角田さんパートが兎に角、素晴らしくて楽しかったです。

2015/01/01

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