([ま]1-2)今朝子の晩ごはん 嵐の直木賞篇 (ポプラ文庫 ま 1-2)
([ま]1-2)今朝子の晩ごはん 嵐の直木賞篇 (ポプラ文庫 ま 1-2) / 感想・レビュー
なにょう
ご本人は、フツーの常識人なのであります。p243て、おっしゃるけどね。まあ、常識人てなんなん?て、問題は横に置くとしても、いや、常人を圧倒するパワーの持ち主でいらっしゃることよ。かと思えば、人気俳優のヅラ疑惑に大騒ぎしたり、電車で乗り越してパニくるとか、お茶目。★直木賞受賞後のサイン会ツアーでの若い読者との触れ合いから、作者は大きな感触を得たよう。作者の世代から見たら、我々平成っ子は頼りなく見えるかもだけど、我々は我々なりに頑張っているよ。
2016/11/06
緋莢
シリーズ2冊目。2007年7月から12月までのブログを書籍化したもの。副題が「嵐の直木賞篇」となっているように、『吉原手引草』で直木賞を受賞した辺りの事も書かれています。新潮社の編集者との出版業界の四方山話をしたという日の記述に「何故日本の出版社は合併しないの?」と尋ねたら、「そりゃ株を上場してないからですよ」と返ってきて、なるほどな~と。13年経ってますが、大手出版社同士で合併なんて話は未だ聞かないもんな~書店は丸善とジュンク堂のように、大手同士で合併したところもありますし。
2020/11/02
バーベナ
晩ごはんシリーズは、ランダムに読んでいるのですが、いままでのなかで一番好き。日々なにげない話題が面白い。それとも自分が著者に慣れただけかしら。
2011/11/21
kuchen
エッセイ集。料理の話が目当てだったが、乗馬や亀の話はおもしろく、受賞や観劇の話は興味深かった。時事問題に対する舌鋒の鋭さもよい。料理の話の割合は少ないが、テレビなどから情報を得て、丁寧に作っている様子。一手間を惜しまないことが大切なのだなあ。
2017/03/19
青
ブログは読んだことがなかったため知らなかったのだけど、解説によるとブログには写真も出ているそうで、そちらも読みたくなった。一人暮らしでもしっかりとした食生活を送られているのは、やっぱご実家が料亭だからなのかな?と思ってみたり。気取りや他人の目を意識した背伸びのようなものがない自然さが、どんどんページをめくらせてくれる。
2009/10/02
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