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封じられた街-北風のポリフォニー (TEENS' ENTERTAINMENT4)

封じられた街-北風のポリフォニー (TEENS' ENTERTAINMENT4)

封じられた街-北風のポリフォニー (TEENS' ENTERTAINMENT4)

作家
沢村鐵
出版社
ポプラ社
発売日
2008-11-08
ISBN
9784591105894
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封じられた街-北風のポリフォニー (TEENS' ENTERTAINMENT4) / 感想・レビュー

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ミロリ

どんより不気味ホラー。街の雰囲気が気持ち悪い。一人行動する子たち褒めたい……。 『第一部 落葉のオルフィスム』マモルくんが誰からも非難されない環境だったから読みやすかった^^ もののべ様が出たときは 怪物が出現してファンタジー突入の展開を見せるかと思いきや ホラーを保ってくれたので 最後まで気分良く読めた。 『第二部 北風のポリフォニー』ハジメくんの度胸すごい。 終盤は衝撃受けまくり。安否確認を早急に。早く続き読みたい。

2014/01/30

深青

全体的に曇天。雰囲気も流れも暗いのに、先が気になって一気読み。お陰で遅刻しかけました(笑)二部構成で、舞台は同じ市。それぞれで起こる不可解で気味の悪い事件。そして不気味な「もののべ様」という存在。もののべ様は、子供にも取りつくのかしら?第三部で語られるお話が楽しみです。

2013/09/13

マロ

ジュブナイルではしばしば子供が大人にも対処できない問題を解決する展開上リアリティーを犠牲にしがちだが、本書は異能力を適度にブレンドすることで大人でも十分に筋を楽しめるものになっている(父親が一週間の外泊を許可するのはちょっと無理があったけど)。テーマも現代的で、じりじりと逃げ場がなくなっていくような閉塞感は素晴らしい。ただ一冊完結だと思い込んでいたので「続く」になったのは個人的にかなり痛手だった。

2011/11/04

takahashi

いきなり「クガー・アンド・ダーク魔術団」とか出てくるのでびっくりしたのですが、読んでみるとなるほどブラッドベリのオマージュっぽいというか、『何かが道をやってくる』を真っ当な少年冒険物にした感じで楽しめました。実はこれ娘が学校の図書室から借りてきた本なのですが、続きもあるみたいなのではやく借りてきてくれないかな…。

2015/04/22

みとん

『十方暮の町』が期待して「う〜ん…」となったので、あまり期待せずに読みました。とても続きが気になります!雰囲気は怪しいんだけど、それがドキハラ面白い!街の様子が「まさに現代日本の地方都市」という感じ。テナントがどんどん変わる駅前、他人に興味がない、暗い街。人に取り憑き、動物を殺したり、子どもを誘拐させる正体不明の“もののべ様”に挑む小中学生。犬のゴンがスゴい。今のところ、秀平とハジメがイマイチ活躍してない…。次は秀平宅に連続放火の手が伸び家が全焼し秀平は不明、公園で生活をしていた日比野さんが行方不明に?

2012/03/27

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