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ROCKER

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作家
小野寺史宜
出版社
ポプラ社
発売日
2008-11-01
ISBN
9784591106167
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ROCKER / 感想・レビュー

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mocha

女子高生ミミの語りがテンポよく、キレがあって心地いい。10代の女子から見たら、ミミは羨ましすぎるだろうな。学校はサボってばかりなのに成績が良くて可愛い。親はうるさくないし、いつでもイトコのエイ君の部屋に逃げ込める。鬱陶しい友達関係もサバサバと切り捨て、意外な才能までも…。それでも青春には悩みも戸惑いもいろいろあって、全部を大きく包むエイ君の存在が作品全体をかっこよくしている。ロック&ブルースに彩られた青春ストーリー。

2019/03/30

ユザキ部長

絶対無理だ。なんて決めつけないで、うたえよ。人が人にフラれるのは仕方ない。それは宿命みたいなものだからな。でも、あれだ。さびしく堪らなかったら言えよ。そんときゃ抱きしめるくらいしてやっから。もちろん服は着とけよ。化けてでてやるからな。

2020/02/16

ミーコ

ミミちゃんに感情移入出来ず・・・ 私には合わなかったかな❔ 成長して行く姿は良かったです。

2015/09/19

さんつきくん

そんなにロックロックしていない印象。主人公ミミはいとこのエイくんの部屋に出入りする女子高生。エイくんは乱雑な所もあるが高校教師でギターがプロ並みに上手い。他の登場人物達にギターを教えてと頼まれるが、ぬらりくらりと過ごす。登場人物達のたまり場になっているエイくんの部屋みたいな場所が実際にあれば良いなぁなんて思いつつ。学校で孤独だったミミに友達が出来たり、他校の友達の路上ライブを聴きに来たり。最終章で、ミミがステージで歌うシーンはブルースの余韻が残って良かった。成長が感じられて読んでてホッコリできる小説でした

2016/10/22

クボタ

図書館に予約している本がまだ来ないので書棚から探して読んだ。結論から言うと予想以上に面白かった。 女子高校生と従兄弟の高校教師の物語だがなかなか読ませる。小野寺史宜さんの作品としては初期のものだろうが「ひと」「まち」とは違った登場人物だが同じような人情が出てくる。

2021/04/05

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