([い]2-1)あなたが私を好きだった頃 (ポプラ文庫 い 2-1)
([い]2-1)あなたが私を好きだった頃 (ポプラ文庫 い 2-1) / 感想・レビュー
あっちゃん
続編を読む前に再読。10年ぶりに読むと、あれ、こんなシーンあったかな?と、戸惑いは隠せないものの新鮮でした。井形さんの恋愛経験に共感できるのは、私が女性だからなのかな?『あの人があなたを苦しめているのではなく、あなたがあなたを苦しめているのです』とてもわかる気がする。
2018/03/02
><
主人公の女性と昔の自分がリンクする。誰かと別れたときの心境。かなり昔のことなのに、文章を読むにつれて、鮮明に思い出される。別れるって、本当に切ない。自分は、あれから、きちんと前に進めているのかな。
2013/09/14
どんすけ
作者が昔の終わった恋愛を振り返る作品。この本を読みながら、私も終わった恋を振り返って読んだ。読んでいて一番なるほどなぁと感じたところは、「気持ちが冷めた男は、まず電話が減る、無口になる、次のデートの予定を自分からたてようとしない、でしょ?」と「男は女から気持ちが離れると、急に話し言葉が丁寧になるの。」という部分でした。そして主人公が最後の結論を出すところも「メッセージは全ての不安を刈り取れと言っている。心のもやもやを刈り取る時期が来たのだから。大地に豊かな実りがあるように反映するはずだ。君達二人の豊かな実
2010/02/14
あっちゃん
再再読。今回は解説を読んでの感想。井形さんの過去の恋愛を振り返る話なのに、内容とは無関係の、日本の婚姻制度を批判する漫画家の解説に、強い違和感を覚える。
2022/12/17
ネイミ
井形慶子さん、私はこの小説の作者さんとして知ったのですが、ジャーナリストや、イギリス関係の出版物の方が有名なんですね。タイトルを見ただけで、真実や懐かしさや後悔など、いろんなことが想像できたので、手にとりました。作者さんの自伝的小説なんだそうです。誰もが経験する恋愛から失恋までが、時系列で描かれているので、読みやすいし、感情移入しやすいかもしれません。人の気持ちが変わるのに『きっかけ』がある場合もあるけど、多くは無意識下の『飽きる』ってことなんではないかな、と最近思います。
2010/09/03
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