COW HOUSE

あつひめ

縁を大事にすることで結ばれる・・・今の時代、薄くなりかけているものがこの中には詰まっている。人柄とよく言うけれど、ここに出てくるみんなが人柄のよい人ばかり。そりゃ、少し変人ぽい人もいるけれど、都会のど真ん中では息苦しくなりそうな良い人ばかり。できすぎ感は否めないけれど、小説だもの・・・現実では味わえない幸福感に浸っても良いよね。このような間取りの大きな家・・・憧れますね。カウハウスの意味・・・分かってしまうと笑ってしまう。そして、登場人物みんなが「丑」か・・・といったら、ちゃんと期待を裏切ってくれる。

2013/11/26

takaC

他人版東京バンドワゴンという感じで面白かった。

2011/06/11

しろいるか

表紙やタイトルから想像したのは、牧場に住み込みで働きながら生命の尊さに気づく若者の話（ﾍﾞﾀ過ぎ）。それは全然違ってて東京バンドワゴン的なハートフルストーリー。それにしても物事が都合よく運び過ぎ。集う人集う人皆いい人過ぎ。普通は足を引っ張ろうとか弱みに付け込もうという人がいるもんだとツッコミたくなるけど、じわり心に沁みてくる。こんな世の中だからせめて小説の中だけにはCOW HOUSEのようなユートピアがあってほしい。疲れた心にはおススメの安らぎです。

2010/07/18

紫 綺

東京バンドワゴンみたいなほのぼのとした気分になりました。サクサク読める一冊です。

2009/11/13

nyanco

優しい人ばかりの小路さんの作品。突っ込みだしたらキリがない。優しい気持ちに浸りたい時に読む本なのでしょう。今の私には、物足りなかったけど…。

2009/06/23