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カニザノビー

カニザノビー

カニザノビー

作家
小野寺史宜
出版社
ポプラ社
発売日
2009-06-01
ISBN
9784591110201
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カニザノビー / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

まず何よりタイトルが不思議な響き(見た目)で「何?」って思ってしまいました。『蟹座のB(型)』というのが本作のキーワードで、主人公のシナリオライター挑戦中「ナオタ」と同級生のプロ野球左腕「ライヤ」の二人を中心に物語が進んでいきます。主人公の言動&キャラに既視感を感じ、なんだったかなぁと思っていたら、個人的には村上春樹さんの作品によく出てくるタイプに思えました。物語はテンポよく進み、ストレスもほとんど感じないのですが、どういうワケかこれまでの小野寺さん作品よりは、キャラそれぞれにハマれてない気がしました。

2019/05/21

ユザキ部長

蟹座のB型男。30歳独身。シナリオライター目指す夢追い人。ん~微妙。その生活っぷりは真似できない。やはりA型の自分はB型には敵わない気がした。

2020/03/31

紫 綺

シナリオライターを目指すために会社を止めて応募したコンテストに、最終審査まで残るも二度目の落選。主人公ナオタの人生はここから大きく変わる。最終的にモテながら、いい線いくも誰ともくっつけず。虚しい。

2020/03/26

yukision

星座も血液型も同じなのに、主人公はシナリオライターを目指す無職、元同級生は人気プロ野球選手。リアルな世界では卑屈になったり妬んだり、もう一方は優越感に浸ったり見下すことも不思議ではないが、小野寺さんの作品らしく、そんなお互いの境遇の違いも全く関係なく終始温かい。派手な事件が起きるわけでもない現実的な日常の話のようで、実は非現実的な真っすぐで思いやりの満ちた世界の中に身を置き、心が安らぐ。

2021/02/21

きい

途中までタイトルの意味がわからなかった。ミズガメエーの私も実はゾンビ映画が意外と好きです。

2020/08/07

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