ビヨンド・エジソン
ビヨンド・エジソン / 感想・レビュー
zoe
メモです。2008年頃初出。北潔、熱帯病。「自分さえよければ」という気持ちを抑える薬を作りたいと思ったこと。佐藤たまき、首長竜。記載論文。坪充、干ばつ農業。マンデラ。石田瑞穂、地震、断層パラメータ。深澤倫子、太古の空気。峰松信明、音声工学。ヒトの声を物理現象としてとらえる機械処理だと、一人一人が異なるものと認識される。甲斐知恵子、ウイルス感染。岩坂泰信、黄砂。中小路久美代、自情報技術。パワポでプレゼンを書くときと、シンプルなテキストエディタで書き始める場合、出来るものが違う。成果物が違う。
2019/09/28
きらら@SR道東民
12人の科学者たちにスポットを当てたノンフィクション。さまざまな障壁を乗り越え、志を強く持ち、行動をし続ける人々である。どんな高学歴の持ち主であっても、科学者の道が決して平坦ではないこと、がんばっても必ずしも報われるわけではない場合もあること、結局は自分自身が何をやりたいのか、どう生きるかが問われる世界である(著者、後書きにて)
2014/10/16
琴音
12人の研究者のプチ伝記。科学とか医学とかほとんど分からないし、読む前から難しいと思ってました。読んでみて、やっぱり理解できない部分も確かにあったけれど、でも熱意はすごく伝わってきました。勉強をただ学んだこと、で終わらせるのではなく、さらに自分で研究を進めて新たな1ページを作っていくその姿勢への熱い想いが伝わってきました!あきらめずに努力を続けることってすごく大切な、かけがえのないことだと思いました。
2010/05/27
ナツ
高齢化社会の課題の一つでもあるアルツハイマー病や、途上国での感染症から、地震や黄砂の観測、宇宙船の操縦にフタバスズキリュウなど、バラエティーに富んだジャンルの博士12名の、それぞれの業績、過程に触れるとともに、科学者としての自分に影響を与えたと思う伝記を挙げてもらい、その人となりを記している。以外にも、幼い頃に読んだ伝記の影響を受けて科学者を目指したという人が多かったが、ただ思うだけでなく、目指す目標のために一歩一歩の努力を惜しまない人が科学者となり、業績を上げていくのであろう。地味ではあるが、少しずつ積
2009/12/26
たらら
科学の最先端で活躍する12人の科学者を紹介しながら、科学という人間の営為を見詰める1冊。「未来」とサブタイトルにあるが、未来へと続く「過去」からの積み重ねこそが本書の読ませどころ。どんなに新しい発見があっても科学は古くなったりはしない。世代を継いで人類は科学を、世界を再発見し続けているのだとあらためて痛感する。それはサグラダ・ファミリアのように人類の叡智の奇跡だと思う。
2009/09/21
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