([こ]1-3)愛しの猫プリン (ポプラ文庫 こ 1-3)
([こ]1-3)愛しの猫プリン (ポプラ文庫 こ 1-3) / 感想・レビュー
ぶんこ
既読感があったのは、同じ内容の小説を読んでいたからだったのですね。知り合いが1人もいないところでの心細さを経験した事があるので、そんな時に猫がいたら救われるでしょう。プリンちゃん、ありがとう。小手鞠さんに少し食傷気味だったのですが、この本を読んで、そして解説を読んだら、以前のような「小手鞠さん好き」が戻りました。人種差別と思える場面で、毅然とした態度で対処した姿だったと書いてあり、ウルウル。こういう世界で暮らしていたら、プリンちゃんの存在は最強の味方ですね。
2016/03/29
Rin
英語もうまく話せないなか、アメリカのイサカに移住した小手鞠さん。なれない環境のかな厳しい冬の雪、灰色の空。引きこもりそうな彼女を救ったのが新しく家族になった「ノルウェーの森の猫ことプリン」。小手鞠さんと旦那さんの喧嘩の仲裁も、落ち込んだ彼女を慰めるのもプリンの仕事。アメリカでの生活、人種差別と猫以外の様々なことも綴られている。でも、溢れんばかりのプリンへの愛。プリンの存在が人との繋がりを生んでいくことへの感謝が伝わってくる。猫本も紹介されているのが嬉しい。小手鞠さんは初読みでしたが、するすると読めました。
2017/02/08
ひつじとうさぎ
国際結婚をした筆者が、慣れないアメリカでの生活に戸惑いながらも少しずつ馴染んでいく様子と、SPCA(動物愛護協会のような団体)から家族に迎えたノルウェジアン・フォレスト・キャットのプリンへの、愛情いっぱいの生活が綴られたエッセイ。「結婚するなら、猫の好きな人」間違いないと思う。
2015/12/19
優希
飼い猫への愛情が凄く伝わってきました。慣れない異国の生活の中で、どれだけ癒しとなったことか。プリンへの手紙を読むと本当に大切な存在だったのがわかります。ほっこりあたたかい気持ちになると同時に愛犬のことを思い出しました。
2021/09/15
Eee
猫のプリンと小手鞠さんのアメリカ生活に関するエッセイでした。 アンソロジーを読み、小手鞠さんに出会い、魅了され、手にとったのがこの本でした。 とても面白く、吸い込まれるエッセイでした! 異国で暮らす難しさと楽しさとが混ざり合った素敵な作品でした(^^)
2014/06/26
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