モデラートで行こう♪ (ポプラ文庫ピュアフル か 1-2)
モデラートで行こう♪ (ポプラ文庫ピュアフル か 1-2) / 感想・レビュー
黒瀬
共学になったばかりの高校に入学した女子吹奏楽部員たちのジュブナイル小説。驚くほど展開が早く、一冊で入学から二年生の終わりまで描いており、視点の入れ替わりが激しい。そんな中で奈緒、ノリコ、真琴、恵美、そして後輩の裕子、花蓮、弥生、綾香の8人が個性豊かで楽しく描かれています。この少ないページ数で人物像が分かりやすいのは目立たないながらも凄い技量。練習やコンクールの描写は少し控えめですが、いわゆる『ガチ勢』ではなく『ガチ寄りなエンジョイ勢』という部活の体制を表現するにあたって良い塩梅になっているのかもしれません
2019/12/29
みなかすみ@道北民
高校の吹奏楽部が舞台の音楽青春小説。語り手の女の子たちは普通の高校生ですが、それぞれ個性的で一生懸命でかわいい。部活のコンクールや文化祭、友情、恋愛など、ほんと、青春してますね。読みやすくて面白かった。昔、中学生の時に1年だけ吹奏楽部に入ってましたが、こんなに青春してなかったなー。
2019/12/13
なっちゃん
大好きな1冊 ほのぼのとしつつも吹奏楽部らしさ?満載!! どのメンバーにも少しずつ似てるところがある気がする。そしてどのメンバーもとても魅力的だと思います。個人的には真琴と中本先輩が好きです(^^) マーチングとウェディングパーティーがお気に入り♪私もこんなに素敵な高校生活をおくりたいな~☆
2014/07/09
加野桃花
吹奏楽部の話ということで読んでみました。スッキリしているし、何よりパート練習とか・・・それらのことはすごく共感できました。まだあと少し読みたかったな・・・でもこんなふうに恋や友情の青春をおくれるのはいいなぁ、とおもいました
2013/02/05
bammbi
昔々吹奏楽部だったので「あ、こんなことあったかも…」と、当時を思い出しながら読了です。新入生で入学してから次の春に後輩を迎えて、普通の高校生生活を送りながら少しずつ成長していく奈緒たちの、そして時々プチ事件でみんなの思い出が増えていく、最後まであたたかい物語。作品のなかでずっと流れている「A列車で行こう」は、やはり素敵な曲だと再確認!もっと好きになりました。何年か後にOB会などで再開したみんなの話を読んでみたいと思いました。
2016/02/13
感想・レビューをもっと見る