はだしで海へ (ポプラ文庫ピュアフル) (ポプラ文庫ピュアフル こ 2-1)
はだしで海へ (ポプラ文庫ピュアフル) (ポプラ文庫ピュアフル こ 2-1) / 感想・レビュー
ベイマックス
主人公の可南子は、スケートペア競技者だった。ペアの相手の流を好きになるが、彼には素敵な彼女がいた。可南子は引退して大学生に。そこで、宗治と出会い恋愛に発展していく。流への気持ちが再熱しそうになる描写にいたたまれなくなる。それでも、コーチの死などの経験をしつつ、最後は落ち着く。◎うん、読みやすく、変に凝った展開もなく、いい恋愛小説だった。◎『ガープの世界』を読みたくなった。
2021/06/08
チアモン
あぁ。戻りたい。思春期の頃に・・・。そして、こんな素敵な恋愛もしてみたかったなぁ。きゅっと胸が締め付けられるような、甘酸っぱい・・・。前に前にと進んでいく主人公。好きだなぁ。とても読みやすく共感できる作品でした。
2019/05/30
星落秋風五丈原
双子の姉・楓が付き合っていた冬樹と情熱的な恋に落ち、二人でアメリカへ逃避行した桜。それから十数年、カメラマンとして仕事が軌道に乗ってきた冬樹と桜は離婚、愛娘・美亜子と二人で、アメリカの田舎町・キングストンに暮らしていた。ただ、月に一度、新しいパートナーと暮らす冬樹に美亜子を預けなければならない。14歳になった美亜子は、冬樹の妻・カリンを慕いなついている。わずかな時間、娘と離れる不安を、桜はぬぐうことができない。その日も、長距離バスの停留所に美亜子を送るのだが……。
2010/01/07
sunafukinT
★ こんな恋愛ある?ボクがしらないだけなのか、恋愛ファンタジーなのか。。ファンタジーであってほしい 笑▼ボクが苦手とする小説。読んでいて「現実なら男乗り換えるんだろうな。。」「この恋愛脳カップル、裏では色々やってそうだな。。」とか思いながら読み終えた。▼おきれいすぎて心へのダメージが半端ない 笑▼★1つは個人的にあれってだけです。好きな人は好きだと思う。
2020/02/13
奏
《列車の進行方向とは反対の座席に座って、過ぎ去ってゆく景色をいつまでも眺めていることはできるけれど、そのあいだも列車は、前向きに走っているのだ。》昔フィギュアスケートをやっていた19歳の可奈子。彼氏・宗治のことが大好きな一方、フィギュアでペアを組んでいた初恋の人・ナガルを忘れられない。フィギュア時代のコーチの入院の報せが、彼女の過去を呼び起こす…。過去と未来の間で揺れる素直な心を描いた恋愛小説。お久しぶり2度めまして。等身大の想いが詰まった素敵な一冊でした。小手鞠さんやっぱり好き!他の作品もまた読みます。
2021/12/04
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