古塔の地下牢―怪盗ルパン全集 (ポプラ文庫クラシック る 1-4 怪盗ルパン全集)
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古塔の地下牢―怪盗ルパン全集 (ポプラ文庫クラシック る 1-4 怪盗ルパン全集) / 感想・レビュー
rigmarole
印象度B+。相も変わらずのスリルとサスペンス、そして痛快劇。散りばめられたミステリー、適当なところでの種明かし、次なる展開とどんでん返しといった巧妙な構成。そして「しにものぐるいの競走だ。いのちがけのボート・レースだ」(p.36)といったような南氏の語り口。勿体ぶったわざとらしい脚色にも見えるので、最近の本ではなかなかこうは書けないでしょう。しかしこれが読んでいて快感なのです。都合の良すぎる話も多いですが、愉しませてもらったから良しとしましょう。ただ、結末がちょっとあっけなかったか。
2017/07/24
入江
これはルブランの傑作だと思う。いい大人も夢中になってしまう。
2011/05/03
ホームズ
新潮文庫版で読んだ時にはルパンがすべてに後手後手感じを受けてしまったけど、子供向けの本として読めばそこの部分がドキドキになってしまうんですね(笑)しかしこれって強請られる方にもあまり同情ができないような・・・。とりあえず水晶栓の隠し場所は面白かったし、物語全体も楽しんで読めたから良かったかな(笑)
2010/01/11
仮ッ子
殺人の疑いをかけられ、死刑宣告を受けた部下を救うため、東奔西走、大活躍をするルパン。部下が無心にルパンの助けを信じるあたり、「走れメロス」みたい。息もつかせぬ冒険活劇!
2010/02/24
pyonko
多分初見だと思う。こんなにルパンが苦戦している所を見るのは初めて。ドーブレックの徹底した悪役っぷりが良い。
2014/07/12
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