([み]1-1)三四郎はそれから門を出た (ポプラ文庫 み 1-1)
([み]1-1)三四郎はそれから門を出た (ポプラ文庫 み 1-1) / 感想・レビュー
hiro
書評とエッセイの本。この本を読んで、三浦しをんは90%読書でできていているというほど、本に対する思いがわかった。その読書の幅も、小説から漫画、絵本まで広く、とても一般人?では太刀打ちできるものではない。作者は、書評とは愛の表明でなければならないというほど、この本に出てくる書評には、その本のすばらしさを伝えたいという作者の思いを感じた。一方、エッセイのパートは、結婚の話、洗顔の話、弟からブタさん呼ばれている話等々、爆笑話のオンパレードだ。作者の小説を読んだ人には一度エッセイも読むことをお勧めする。
2011/07/16
れみ
三浦しをんさんによる書評集&その他諸々のエッセイ集。本や読書への愛情や熱意が伝わってくるし、紹介されている本を読んでみたいなあと思わせる文章、やっぱりさすがしをんさんです。自分の本棚を見られるのは恥ずかしいけど人の読んでる本が気になるって分かるなあ。あとは…やっぱり弟さんとジロウくんが気になる(^w^)
2014/05/31
takaC
未読本パイルに重ねてあったけど4章まで読み進めてから単行本で既読だったことに気がついた。てか、その時も今回も、前半3章は無くても良いと思ったよ。
2016/08/21
yanae
しをんさんの書評とか本にまつわるエッセイをまとめた一冊。読みたい本がめちゃめちゃ増えた(笑)ベストセラーから、しをんさんしか知らないんじゃない?!みたいな本までたくさん紹介してもらいました。東海土中膝栗毛の紹介文は笑った(笑)旅番組への希望が!!とりあえずクドカンのエッセイを読んでみよう。面白そうー!
2017/09/18
MURAMASA
しをんさんのエッセイの、自由奔放なところが好きです。すばらしい小説を何作も書いていて、こんなすばらしい世界を紡ぎ出すのはいったいどんなステキな人なんだろう…!って想像を打ち砕くような、そしてそれを本人も楽しんでいるかのようなあの世界。でもそんな素のままのしをんさんを知ってから読む小説は、より深読みできて面白いのですけど(笑)。本作はそんなしをんさんの、様々な場所で発表された書評やエッセイなどを集めた補遺集のような趣の一冊。こういう本って、雑多な感じがいかにも「一冊にまとめられない分量の原稿集めて 続
2010/10/17
感想・レビューをもっと見る