無影燈(下) (ポプラ文庫 わ 1-7)
無影燈(下) (ポプラ文庫 わ 1-7) / 感想・レビュー
紫の煙
昼のテレビドラマのようだと思っていたら、ドラマ化されていた。 2001年版の志村倫子は竹内結子♪メロドラマに終わらない内容 なのは、医療の問題に踏み込んでいるから。終末医療、健康保険 の問題など、1972年の発表時に現在を予見していたかのよう。
2012/02/07
斎藤大幸
死を受け入れる立場と、その周囲の人たちの微妙な相互心理が細やかに描かれていて、双方に感情移入できた。終末医療問題や保険医療制度の矛盾点や盲点などにも風刺した医大出身作家ならではの秀逸な作品。
2013/01/13
ちくわ
何も残らない透明な悲しみ
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