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(P[き]1-5)悦楽の園<上> (ポプラ文庫ピュアフル き 1-5)

(P[き]1-5)悦楽の園<上> (ポプラ文庫ピュアフル き 1-5)

(P[き]1-5)悦楽の園<上> (ポプラ文庫ピュアフル き 1-5)

作家
木地雅映子
宇野常寛
五十嵐大介
出版社
ポプラ社
発売日
2010-05-07
ISBN
9784591118252
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(P[き]1-5)悦楽の園<上> (ポプラ文庫ピュアフル き 1-5) / 感想・レビュー

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中学生のときに読みたかった、と思った。「普通」とは何なのか。そんなことを平気で考え、考えていることを口に出せる時期に読みたかった。孤高の優等生の少女と絵の才能を持ってはいるものの世間とはずれた存在である少年のガールミーツボーイ。読んでいてとても痛くて、でもとても魅力的な物語。

2014/02/04

更紗

木地さんの作品はすごく共感できるんだけど、主人公たちがかなり独特。革命家の父親と、当時15歳で子どもを生んだ母を持つ真琴。ずば抜けた絵の才能を持ちながらも、何をしてもみそっかすな南。そして二人の友人の染谷。「普通」からはみだしている少年少女たち。でもそもそも「普通」ってなんだろう? 誰が決めたんだろう? 普通になれなかった大人と、普通になれない子どもたち。今を生きる人たちに読んでもらいたい作品です。

2014/01/19

くろねこ

んー、、この手の話は苦手かも。。 もうそんな歳じゃないからかなぁ…イマイチ感情移入出来ないし入り込めない。。 とりあえずは積んである下巻へ。 《積読14》

2016/11/10

ガレオンは誰の為でもない自分を生かす決意表明を描いていたが、本作はあなたと共に生きてやるという一歩世界を広げたものとなっている。だからこそより強いエネルギーを感じるし、<あなた>が居ない自分には少し遠い世界のように思えてしまう。なんにせよ日常でも誰にも突つかれない心の奥底を触ってくる彼女の世界は魅力的だ。

2015/05/09

tokotoko

すごい個性をもつ13才達。主人公真琴と南君、そして染谷君。普通の人達とはちがうことを自覚している彼らがつながりながら、その世界を広げていく。彼らからみた普通の大人達はなんと物足りないことか。ただ、普通ではない大人のさとみおばさんが真琴に語る「生きにくい人が少しでも楽に生きていくための風穴をあけたい」という言葉は、希望を感じるすてきな言葉だと思う。下巻では、彼らがどう進んでいくのか楽しみだ。

2012/09/30

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