(P[あ]1-10)光と闇の旅人I 暗き夢に閉ざされた街 (ポプラ文庫ピュアフル あ 1-10 光と闇の旅人 1)
(P[あ]1-10)光と闇の旅人I 暗き夢に閉ざされた街 (ポプラ文庫ピュアフル あ 1-10 光と闇の旅人 1)
- 作家
- 出版社
- ポプラ社
- 発売日
- 2010-05-07
- ISBN
- 9784591118290
(P[あ]1-10)光と闇の旅人I 暗き夢に閉ざされた街 (ポプラ文庫ピュアフル あ 1-10 光と闇の旅人 1) / 感想・レビュー
エンブレムT
タイトルと表紙に惹かれ手に取りました。おお!クトゥルー系がちょいと入ったファンタジーでしたか!!運命に導かれ、闇に巣食う者達と戦い始める泣き虫な少女の物語。中1になったばかりのヒロイン・結祈と同年代で読んでたらもっと楽しめただろうなぁ♪イケメンでシスコンな双子の弟とか、頼りになる相棒として喋る白猫とか、めっちゃ羨ましく思ったに違いない(笑)この巻は、終始潔いくらいサクサクと進むスピード展開でした。作者が「かっこいい女の子を書いてみたかった」と語った末の作品らしいので、期待して続きを読もうと思います。
2011/06/08
アン
光と闇の旅人Ⅰ 光と闇の闘いの王道ファンタジー。主人公の結祈が出来過ぎカッコイイ系ではなく、地味でどちらかと言えば気弱なタイプ。双子の弟・香楽の方はモテモテの出来る系男子で、こっちの方が主人公タイプなのに、姉に何かが起こっている事に気付きながらも打ち明けてもらえずイライラ。姉が心配で仕方ないシスコンで憎めない。結祈の相棒的な存在が猫のおゆき。彼女が何者かは次巻で明かされるみたいで楽しみ。 弟は姉を守りたいから知りたい、姉は弟を守りたいから教えない。この二人が今後どうなるのかも気になる。
2017/04/08
ちはや@灯れ松明の火
闇は光を呑み込み光は闇を切り裂く、二つは互いに相容れぬもの。けれど、彼女の心に浮かび上がるのは疑問符。夜空を染める赤、街を覆う禍々しい気配、暗き夢の始まりは平和な日常が潰えた刻。能力の芽生えに感じたのは使命感ではなく戸惑い。邪悪に立ち向かう光の力を連綿と受け継いできた女系一族、運命に選ばれし存在、時空の狩人。正義の為に振るうと信じる刃も相手から見れば凶刃に過ぎないという事実が心を締めつける。本来は表裏一体である筈の光と闇、その狭間で闘いを好まない彼女がどんな選択をするのか、未来はまだ見えない。
2010/08/20
チアモン
私の好きな作家さん。あさのあつこさんのシリーズ物。表紙がとてもかっこよく、今回はファンタジー。対象年齢は中学生、高校生くらいかな。でも、結祈と香楽、2卵生の二人が時空を超えて悪と戦う様はかっこいい。大切な人を傷つけられるのは誰でもイヤ。結祈が立ち向かう様はとても引き付けられ、次巻も早く読みたい。
2017/12/03
nyanco
あさのさんの新シリーズがピュアフル文庫で出る…というので、かなり期待をし、さっそく購入。魔布家の女達に伝えられた能力と仕事。双子の方割れ・香楽、大おばあさまや、白猫・おゆきなど脇のキャラはとても魅力的なのに、主人公である結祈は引っ込み思案で印象が薄い。それが気にかかったが敵と戦いながら成長していく…というのが物語のテーマだとすれば、今後の彼女の変化に期待。ややジュニア向けな設定なためか、やや物足りない。しかし、次はおゆきが主人公の江戸編なので、これはとても楽しみです。
2010/06/03
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