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(P[か]4-1)誕生日のできごと (ポプラ文庫ピュアフル)

(P[か]4-1)誕生日のできごと (ポプラ文庫ピュアフル)

(P[か]4-1)誕生日のできごと (ポプラ文庫ピュアフル)

作家
加藤千恵
出版社
ポプラ社
発売日
2010-09-07
ISBN
9784591120613
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(P[か]4-1)誕生日のできごと (ポプラ文庫ピュアフル) / 感想・レビュー

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❁かな❁

とっても良かったです♡1人の女性の18歳から25歳のお誕生日のお話*加藤千恵さんが初めて書かれた長編とのこと。人生には色んな分岐点があり、その選択によって全然違う人生になっていたのかも知れないなぁと改めて思いました。恋愛、お仕事、家族など描かれる。上手くいかないことも多く、言わなければ良かった言葉に後悔したり、傷付いたり…。切ないことも多々ありますが色んな経験をして進んでいる姿に励まされるし応援もしたくなる♪加藤千恵さんはシンプルなのに印象的な言葉も多くとても大好き♡特に印象に残った言葉はコメント欄へ*

2017/04/04

優希

面白かったです。18歳から25歳までの誕生日の出来事を観測点に紡がれる物語。かなり人生の揺れ動く時期を特別な1日に絞って描いているので、色々な変化が見られます。人間関係や環境が変わるので、物語に常に新鮮な印象を持ちました。ささやかだけれど変化していく日々。25歳からの恵理はどんな誕生日を過ごしていくのか続きが気になります。恋愛小説であり成長物語。普通の物語でありながら特別な物語。色々な選択肢の中にある人生を丁寧にたどっているのに好感を持ちました。

2016/02/29

巨峰

歌人でもある作者の真っ直ぐで真摯な青春連作。姉のいる女性の18歳から25歳までの誕生日のできごとを綴る。生硬で、技術的にはつたないと感じる部分もあるんだけど、それが美質に転化して、読む価値のある小説になっています。最後のシーンの復縁話。こんなに客観的に考察していたらきっとその話にはのらないんだろうと思います。

2014/07/17

みっこ

18歳〜25歳までの誕生日を定点観測した、連作短編集。まず、若いな〜というのが一番の感想(笑)恋の悩み、就職活動の悩み。懐かしいなぁ。本当、人生は思わぬことの積み重ねですね。途中であれ?と思って著者の経歴を調べたら、やはり共通点がありちょっと嬉しかった(*´-`)

2019/07/27

誕生日ごとの主人公の周囲の変化や気持ちの変化、とてもひきつけられる話でした。私も次の誕生日にはどげんなっとるか・・・恐いです。

2012/05/25

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