緊急提言! デジタル教育は日本を滅ぼす
緊急提言! デジタル教育は日本を滅ぼす / 感想・レビュー
壱萬参仟縁
教育は利便性の追求だけでよいのでしょうか(6頁)と問題提起される。効率よく有名大学に行ければいいのか? という問いの如し。2ちゃんねるで著者はぼろくそ書かれているため、〝便所の落書き〟と考えているようだ。言葉の暴力、プライバシーの侵害がネット社会の特徴という(39頁)。だが、それらを監視している人もいることはいる。印刷と紙、書店、出版社、運送業が不要になるかもしれない(46頁)。それで便利になるが、学校とか教師の役割って何なのかと疑義を呈する(47頁)。
2015/11/26
ぷりん
答えは、「正解」と「間違い」だけではない。みんなで話し合って、みんなが納得する答えやアイデアを生み出せっていうことですよね。ITは、手段であって、目的ではない。今、まさに進もうとしている教育の在り方ですね。こんな本ばかりに出合っているような気がします。教育が正しいかは、その子供たちが大人にならないとわからないから、苦しいですね。しかも、どれだけの教師が理解して子供に向き合っているかが、疑問です。
2015/11/25
モルツ
タイトルと内容が合ってないのが非常に残念。教育界が脱ゆとり教育へと向かっている中で、今後社会で必要になってくるのは真の意味での「ゆとり教育」だという論旨。自分で情報を読み取り、考え、表現する力が必要であるというのは、異論なし。京都市立堀川高校の取り組みや民間人校長の藤原校長が主導する「よのなか科」の活動などの紹介は役に立ちそうではある。
2013/09/04
けん
巧みなディベート術とコミュニケーションスキルを身につけながら、なおかつ世界トップレベルの基礎学力を持つ人材を育成したいらしいことはわかったのですが、「デジタル教育」のイメージが最後までつかめなかった。でもま、それならば全寮制小中学校を強制でおk。
2010/09/12
たけ
本の内容は置いといて現役の学生として言わせてもらうと、PC画面を眺めるより手で書いた方が頭に入って来る。
2015/02/01
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