KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

幸福トラベラー (一般書)

幸福トラベラー (一般書)

幸福トラベラー (一般書)

作家
山本幸久
出版社
ポプラ社
発売日
2013-02-13
ISBN
9784591121153
amazonで購入する

幸福トラベラー (一般書) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

おしゃべりメガネ

これまた予想外に爽快な気分にしてくれた素晴らしい作品でした。正直、帯を見た感想や読み始めた頃は普通の中学生のホワッとした青春モノかとノンビリ読んでいたら、中盤にあの「アヒルバス」の名コンビが出てきて楽しませてくれます。「行方」さんの生い立ちや今の環境なども、なかなかシリアスで胸にジンときました。「ハルオ」のとにかくシャイながらも一生懸命なところは清々しくて良かったです。後半に「カキツバタ文具」も登場しニンマリさせてくれました。エンディングは、さすが山本さんって感じで、見事な’奇跡’を見せてくれました。

2014/10/04

紫 綺

タイトル通り、とっても幸福な気分になったよ~♪青春真っ只中という感じで、ほのぼのとした中学生の恋を描く。過去の作品からのリンクも多々あって楽しいのなんの。特に「あの日、あひるバス」を再読したくなった。ただひとつ残念だったのは、装丁がイマイチだったこと。

2013/04/29

アメフトファン

タイトルの通り読み終わった後幸せな気持ちになりました。頼りない中学の新聞部の部長が休みの日に偶然出会った謎の少女。その少女に頼まれ上野を案内するうちに...数時間だけのデートを楽しませてくれました。決して深い本ではないですが、日常の中の非日常が上手く描かれていたと思います。

2014/05/23

R

青春小説でした、甘酸っぱい、読んでるだけで恥ずかしくなるほどの恋愛小説、たまたま出会って、一日唐突にデートのようなことをして、そしてという物語なんだが、まぁともかく読んでいるだけで叫び声をあげたくなるような青春が詰め込まれていて、にやにやというか、赤面してしまうほどでした。旅先だからこそのテンションというか、関係が一瞬で構築されてという夢というかロマンというか、ともかく、こういう青春があるのかもしれないと思ったりしながら、ただただにやにや読む小説でした。よかった。

2018/06/02

Mumiu

小美濃くんは中2。新聞部の取材で訪れた上野公園で、憧れてる先輩に似た修学旅行生行方さんに会って、どきどきしちゃう話?だったのが、いつのまにかいっしょに上野公園観光。同じ作者の本がすきとか絶対キちゃう。わたしでさえそういう人に会っちゃったらフォーリンラブなのに、中学生くらいだと致命的なのでは?ツンデレ桑畑さんもかわいい、小美濃くんには理解できそうもないけど。行方さんとふたりで観光の理由が明らかに。中学生の頃ってみんなしんどさを抱えているんだよね。そして…また会えたね!こんどはふたりでどこを観光しましょう?!

2013/09/15

感想・レビューをもっと見る