秘密のスイーツ (ノベルズ・エクスプレス)
秘密のスイーツ (ノベルズ・エクスプレス) / 感想・レビュー
サク
いじめ、親の離婚、そして不登校。なりたくてなったはずのない小学6年生で体重60キロ。何もかも嫌になる。いじめを考える絵本『おおきなあな』と共感できる。どうしてこんなになってしまったのかという深い『あな』に落ちてしまった少女の姿が読み取れる。そんな中で、彼女の心の『あな』を埋めたのは、昭和19年のタイムトンネルを通して知り合った少女だった。当たり前だと思って粗末にしていた食べ物や友達の大切さを、しっかり学び行動できる少女へと成長していく感動の一書。本当にタイムトンネルがあれば、きっと多くの人が救われると思う
2015/03/16
ミーコ
図書館の司書さんに薦めて貰い 林真理子さんの児童書は初めて❣ と思い借りて来ました。太っちょの女の子 理沙と戦争中に生きる女の子との 時代を越えての交流を描く1冊でした。飽食の時代から考えられない戦争中の粗末で贅沢は敵とされていた過去を顧みる・・・ そんなに重くなく、児童書にピッタリのお話でした。終戦記念日の8月を選んで読みました。
2018/08/23
ゆねな
とっても、いいお話 戦争中は、いつ爆弾が落とされるかわからないから、とても怖い まずいお菓子を食べていたんだと思うとかわいそう 理沙は、優しい
2020/07/09
ニコン
【図書館】林真理子さんが初めて書いた児童書。現代と昭和19年の小学生がタイムトンネルを通して交流するお話。戦時中の子供たちの生活が伝わります。最後の手紙はちょっとジーンときました。子どもにぜひ読ませてあげたい本。
2014/05/10
とりあえず…
【娘から拝借本】娘が図書館から借りてきた本だが、作者さんが林真理子さん。この春頃から森絵都さん、大島真寿美さんなど、大人が読むような作家さんの本を借りてくるようになった。児童文学も書かれている作家さんが多いことに驚く。そして良い作家さんが児童文学を書いて下さるのは凄く喜ばしいことだと思います。この本は完全に子ども向けとして書かれたものだと推察され、大人が読むとかな~り読み応えはないかと思いますが、子どもには良書ではないでしょうか。
2012/06/11
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