([お]6-1)妙なる技の乙女たち (ポプラ文庫 お 6-1)
([お]6-1)妙なる技の乙女たち (ポプラ文庫 お 6-1) / 感想・レビュー
チアモン
近未来の軌道エレベーターがある基地リンガ島で働く女性たちを主役にしたSF要素がある8編からなる短編集。エレベーターで宇宙まで行けちゃうなんて私が生きているうちには無理だろう。よしっ。私も気を引きしめて頑張ろうと思える作品でした。
2019/04/04
dr2006
地球から静止軌道上の宇宙港迄の間を十時間で結ぶエレベータが建設された近未来のSF。それが建設された赤道直下の小さなリンガ島はやがて宇宙開発都市となった。そこで働く勇敢な女性達が主人公のオムニバスだ。夢のような設定だが、作者は作品の中で地球人が宇宙へ出て行く黎明期に起こりうる様々な課題をリアルに予見していると思った。また、人が新たなものを作り出そうとした時に必ずあたる障壁とその克服が本作の読み所だと思う。ある秘密を抱えエレベータに乗務したアテンダントの話「リフト・ミー・トゥ・ザ・ムーン」が一番面白かった。
2019/06/16
はる
う~ん。どの短編も最後にそこからどうなるのよ!って突っ込みをいれたくなりました。最後にみんな集結して何かをやりとげるのかと思ったけど違ってた。なんか残念です。
2016/09/28
MAEDA Toshiyuki まちかど読書会
久しぶりに小川一水さんのSFを再読。カスヤナガトさんの表紙はいいね!
2018/07/23
shiman
現実の軌道エレベータ構想については「??」でしたが、最後の書き下ろし第8話を読むと、可能で結構有用かも、と思えた。
2017/06/03
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