([い]2-2)約束のない日曜日 (ポプラ文庫 い 2-2)
([い]2-2)約束のない日曜日 (ポプラ文庫 い 2-2) / 感想・レビュー
優希
エッセイのような色彩を持つ純粋な恋愛話にとても共感しました。ずっと一緒にいられると信じていても突き放されることはありますし、失恋の傷はやはり引きずるものですね。そこに追い打ちがかかり、深い闇の中で歩む日々に凄く共感します。しんどい日々の中で現れた年下の久住くん。彼の不器用さに自分を重ねたり、何処か元彼に対する喪失感と踏み出す勇気はない様子がもどかしいけれど、全てに再生と優しさがあると思います。終わりきらない恋と始まろうとする地点。失恋中心なのにとてもあたたかい物語で、とても素敵なお話でした。
2014/07/06
Satomi
突然の失恋。なかなか忘れられない彼。ふと現れた年下の彼。一緒にいると心地イイ。一生懸命な姿がかつての自分と重なる。踏み出したい…けど忘れられない…。私も含め多かれ少なかれ似たような体験をしている女性はけっこういると思うのだが…いまいち共感出来ず…。綺麗過ぎるのだと思う。私の恋愛どーよ…みたいな。小説というより人の目を少し意識したブログを覗いてしまったような感覚。
2014/08/29
><
初版2011年。初めてできた彼氏。この人とずっと一緒に生きていくんだろうな。そう思ってた。でも、失恋して、ひとりになって、すごくつらかった日々。ふとしたときに思い出す、あの人のこと。なかなか忘れられなくて、しんどかったことを思い出しながら、読みました。共感だらけの一冊でした。
2013/11/13
Pure
ほとんどジャケ買いしたようなものですが、カバー画は槙村さとるさんでした。そして「あなたが私を好きだった頃」の続編だったのでした。失恋からの再生物語。「本当の愛は、人を幸せにしようとする意志だ。愛は単なる感情ではなく、強い意志なのだ、」に共感。愛と恋の違いを見事に言い表しているかも。この著者さんの本、私は好きです。
2014/08/09
Tomokazu Kumada
多分作者の体験を交えた自伝的エッセイみたいな小説っぽい作品。小説だと思って読んだ自分には全く合わなかった作品、残念。
2013/04/19
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