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花咲小路四丁目の聖人

花咲小路四丁目の聖人

花咲小路四丁目の聖人

作家
小路幸也
出版社
ポプラ社
発売日
2011-11-09
ISBN
9784591126585
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花咲小路四丁目の聖人 / 感想・レビュー

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へくとぱすかる

四丁目が最初に書かれたことを読む前に知って、作者初読み。亜弥さんのお父さんの設定がとてもユニーク。商店街という日常そのものの世界から、とんでもない物語が始まったと驚いて、あとは一気読み。展開は薄々読めたものの、どうやって解決するのか、全然見当もつかなかった。そしてやってくれました。さすがは「セイント」! ラストも実に気が利いていて、ホロッときました。

2019/05/22

KAZOO

最近このようなジャンルの物語が流行っているんでしょうか?3人組の年寄りの自警団のような話もありましたが、今度は元怪盗がこの商店街の事件を解決していくという感じです。比較的中高校生くらいから読んでもいいのでしょう。ファンタジー的要素が大きいと思いました。シリーズ化されているようですね。

2015/11/13

ひめありす@灯れ松明の火

名探偵も大好きだけど、怪盗も好き、という人は意外と多いと思います。それは人は悪だけど潔癖というファンタジーさにあると思うのですが、それに今回はさらに英国紳士、愛妻家、紅茶好き、という女子の好きな三大キーワード(笑)を持ち込んで、装丁の可愛らしさも相まって夢見る乙女系文学女子にはもうトキメキの止まらない作りになっていたと思います。イメージで言うなら、ジェントルマンに手をひかれて回遊式庭園をお散歩するような、そんなありえないロマンティックな物語。偶にこういう毒のない優しさ200%の話を読むと心が浄化されます。

2012/05/20

七色一味

読破。ううむ。設定というか、ネタとしては面白いんですけどね。正直、全く別のお話を想像もしていたんですけど。作品の構成として、導入部分が弛んでしまいそう。強引かもしれないけれど、いきなり事件を起こして、商店街とかの説明は事件の流れの中で行なっていったほうが良かったんじゃないかと…。あと、事件の割に、登場人物に切迫感──主人公には若干感じられたけれど、他の登場人物からそれをあまり感じられなかった、トレペ一枚挟んだような、どこか「他人ごと」的感じがあって、それが馴染めなかったかなぁ。残念><

2012/11/30

初美マリン

田舎の商店街のほのぼのとした作品だと思っていたら、とんでもなくスケールの大きい紳士の泥棒の街を守る通快ドラマでした!こんな夢物語も良いですね!現実を離れて。

2019/03/01

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