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みつばの郵便屋さん (一般書)

みつばの郵便屋さん (一般書)

みつばの郵便屋さん (一般書)

作家
小野寺史宜
出版社
ポプラ社
発売日
2012-05-07
ISBN
9784591128831
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みつばの郵便屋さん (一般書) / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

『ひと』が本屋大賞ノミネート作品になり、その作風にしっかりハマってしまい、他の作品もと思い手にとりました。郵便配達員「秋宏」を中心に郵便配達を通して、様々な人々との触れ合いをほのぼのと描きます。顔がそっくりな1つ上の兄との兄弟愛や、なんてことない出来事から発するしっかりとした人情ドラマなど、本当に良く書けている作品です。たくさん登場人物が出ながらも、混乱せずに読み進めていけるのは作者さんならではの技なんでしょうね。読んでいて'安心'できる作家さんに久しぶりに出会い、もっと他の作品を読んでみたいと思います。

2019/02/25

初美マリン

心穏やかに安心して読むことができる本。ひとつのことを真面目にすることの大切さを教えてくれました。

2021/02/03

モルク

25歳の郵便配達員平井秋宏を主人公に、地域の人々とのかかわりなど日常を描くほのぼのした話。タレントの兄と瓜二つのイケメンであるが、おごることなく誠実で優しい。シリーズものの1巻目であるので、次でまた秋宏と再会したい。成長してるかな、彼女とうまくやってるかな。

2020/06/08

風眠

ある町で郵便配達員をしている秋宏と、彼の目を通した町の人と、その家族、そして郵便にまつわるあれこれと。連作短編という形式で書かれた物語は、収まるべきところに収まる感じではないけれど、結論を出さないからこそ、これからも何かあるかもしれないし、変わらないかもしれないという余韻が残る。日常って「そういうもの」だったと気づかせてくれる。兄が人気タレントで親が熟年離婚という、なかなかに劇的な境遇の秋宏だけれど、町の人に親しまれ、地に足の付いた生き方が素敵だ。そして時々、サラッと深いことを言ったりするのもかっこいい!

2013/05/11

みかん🍊

なんとなくファンタジーかなと思っていたが、郵便屋さんの何気ない日常、ちょっとしたトラブルはあるけ凄い事件が起こるわけでもなく、ほのぼのとした配達先での触れ合いが描かれていて、悪意のない真面目で誠実な郵便屋さん、その上そっくりなタレントを兄もつ程のイケメン君、こんな郵便屋さんいいな。

2018/05/31

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