先生のための「百科事典」ノート
先生のための「百科事典」ノート / 感想・レビュー
ほたて
言葉で説明するのが苦手です。たとえばパソコンとインターネット、どちらもよく知ってる言葉だけど、なんにも知らない人にその違いを説明してって言われたら…。それはきっとぼんやりと理解してることの定義を確認せずにわかったって思い込んでるからだろうな、とこの本を読んで気付きました。調べものをするときの最初の扉は、百科事典を開くこと。
2014/10/27
ようこ
少々回りくどい表現はあるが、調べものといえばすぐにパソコンルーム子どもを連れていく先生や、それを見ている学校司書にどうしてそれがよくないのかわかりやすく、調べ学習の手順なども解説している本。著作権についてのコラムや調べ学習をするための授業スケジュール、ワークシートまでついていて親切な本だが、題名が「百科事典ノート」では、本当に読んでほしい人には手に取ってもらえないかもしれないのが残念。
2012/02/26
カッパ
なぜ出典を調べなきゃならないのかなどかなりわかりやすかった。先生も読むといいけど、ネット社会の現代になれた若者や学生にも調べ方の練習になって良いと感じた。
2016/06/03
ななえもん
メディアテークにて。司書教諭免許を持つ身として「調べ学習」は、いつも近くで触れていたい話題。「情報を調べる時に、いきなり専門の棚へ向かうのではなく、まず百科事典をひきなさい。その習慣がついたら、あなたは司書のタマゴから、ヒヨコになる」という前書きが印象的。また調べる時の、情報の絞り方も、分かりやすい。大きなカマクラ(大テーマ)を書く。その中に、一回り小さなカマクラ(中テーマ)を書き入れる。そうしてその中に…と繰り返すうちに、調べる項目が具体化されていく。
2013/04/18
april-cat
ちょこちょこ使える部分がありますので、目を通して良かったと思いました。でも一番の萌えポイントは子ども向け百科事典の歴史でした。日本で初めて子ども向け百科事典を作ったのが菊池寛、そして芥川龍之介だったとは!この2人で子ども向けの文学全集を企画していた、っていうのもツボ!高校時代、龍さまがアイドルだった私ですが、久しぶりに「龍さま、かっこい〜〜〜」と目をキラキラさせてしまいました!(本当は菊池寛の方が発案者だから偉いんだけど(^^;;ほら、そこはまぁ…)
2012/04/30
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