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くるくるコンパス

くるくるコンパス

くるくるコンパス

作家
越谷オサム
出版社
ポプラ社
発売日
2012-04-10
ISBN
9784591129043
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くるくるコンパス / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

男子中学生3人が繰り広げるドタバタ青春モノです。越谷さんらしい作品でしたが、40代のオッサンが読むには、いささか‘若すぎ’たかなと。クラスメイトの女子との思春期特有の思いや、教師に対する反抗心、少しでもオトナへと背伸びする冒険心など、振り返れば自分にも思い当たるコトが少なくはなかったと思い返しながら読めました。中学3年生の修学旅行でのひとコマが舞台なので、その年代のお子さんをお持ちの方にはオススメと思われます。全体的に、出来事や人との交流が浅く書かれてしまっているので、サラッと読み終えてしまいました。

2014/07/23

takaC

狙い通りなのかどうか分からないが、中学生の作文みたいな話だった。ヒマつぶし向け?

2013/05/21

ちはや@灯れ松明の火

ゆらゆら揺れる針の先にきっと君がいる。京都・奈良、二泊三日の修学旅行、自由行動なら大阪行ったって別にいいじゃん。冴えない将棋部トリオもやる時ゃやるぜ、鬼教師や堅物女子をかい潜り、君に逢うためコンパス片手に時間制限プチ脱走。彷徨う梅田の地下迷宮、見た目通りの性悪不良、見かけによらぬ凶悪面の仁義、食い倒れてる暇などない。思うがままバカやれるのは周りが見えてないガキの今だけだから。もうすぐそれぞれのコンパスが指し示す先へ道は分かれていく。これから描かれる白地図の上、くるくる回る針の彼方に僕らの冒険は待っている。

2012/07/22

ひめありす@灯れ松明の火

カメラポイントはかに道楽に通天閣。梅田と大阪は同じ場所を指しています。不良には近づかないようにしましょう。切符をなくさないように気をつけて。江坂は大阪から少し離れています。白いビニール袋に入ったクラスメイトの下着。修学旅行の道のりはあっちふらふらこっちふらふら迷ってばかりの障害物競走。ゴールは離れてしまった同級生女子の家。迷宮だらけ読めない地図に、先行きの見えない未来。壊れかけの僕らのコンパス。矢印はくるくるめぐる僕らの未来。目指す先は全方向どこにでも広がっている。それぞれの矢印の先を見つけた、僕らの冒険

2012/11/17

ダイ@2019.11.2~一時休止

修学旅行先での中学生の冒険。ラストの展開には流石の一言。

2014/03/18

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