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世界一かわいげのない孫だけど… (ノベルズ・エクスプレス)

世界一かわいげのない孫だけど… (ノベルズ・エクスプレス)

世界一かわいげのない孫だけど… (ノベルズ・エクスプレス)

作家
荒井寛子
勝田文
出版社
ポプラ社
発売日
2012-09-08
ISBN
9784591130292
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世界一かわいげのない孫だけど… (ノベルズ・エクスプレス) / 感想・レビュー

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はるき

可笑しい。御祖母ちゃんと同居するために東京から地方へ転校した美波。気が強くて頑固者なので家族とも友達とも衝突してばかり。同級生だったら苦手なタイプだけど、大人の視点で見るとひねくれ方が最高に可愛い。なんだかんだあって上った高座でのネタは大嫌いな御祖母ちゃん。似た者同士の祖母と孫の掛け合いが面白かった。

2015/10/01

tan

次の本が届くまでのつなぎに読んだ児童書。子供向けに読みやすく書かれていたけど、最後まで頑固なおばあちゃんは「元気のしるし」と見せたいのかもしれないけど、ちょっと偏屈すぎかな?もう少し優しい面も見せてあげたほうがほろっとくるし、後味もスッキリしたと思う。小学生では落語ネタは共感できないだろうし、表紙絵の可愛さと内容が合わない気がしました。

2015/04/16

はゆ

娘が面白い!と太鼓判を押していたので読んでみた。確かに。落語という切り口も新鮮。なかなか、ここまで嫌味なおばあちゃん、最近はいないんじゃないかな。それを笑いに変えられるのがすごい。

2016/02/08

ふわり

娘が小学校図書館から借りた本。 題名に惹かれて読んでみた。 落語を取り入れた面白い話だった。 アズキ(ショウコ)が陸上部なこと、ルミが 三味線を習っていること、繋がって面白かった。 私は、ミナミの言葉使いがあまり好きではなかったけど、 現代小学生には、この言葉使いの方が、入りやすいのだろうか。 ネガティブなことでも、ユーモアがあれば、明るいかんじになれる。教えてくれた。 そのユーモアが難しいんだけども。。 ぜひ、子どもには、ユーモアを磨いて欲しいと思った。

2019/12/29

やまてる

意地っぱりで不器用な少女の成長物語。東京から祖母のいる田舎へやって来た小学5年生の少女・美波。なんで田舎の町に。同居する祖母は毒舌。嫌味ばかり。何もかも気に入らない。そんな美波を変えたのは、二人の親友。そして落語だった。ちょっとずつ、変わる美波。そんな折に、親友との行き違い。そして、クライマックスの高座。ズッコケ文学賞受賞作家、待望の2作目!素直な気持ちをさらけだせば、自分が変わる。とても読みやすく、大人も楽しめる児童書。暗澹たる気持ちが、スカッと晴れて、読み心地が良い作品だった。

2014/05/13

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