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つむじダブル

つむじダブル

つむじダブル

作家
小路幸也
宮下奈都
出版社
ポプラ社
発売日
2012-09-15
ISBN
9784591130698
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つむじダブル / 感想・レビュー

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takaC

お題的にはどういう試みだったのだろうか?興味はプロットありきなのか否かという点。まどかの使い方がなんとなくチグハグな感じを受けたので。

2013/06/10

ひめありす@灯れ松明の火

女の子は秘密を手に入れるとおしゃまに、そして大人になる。男の子は秘密を手に入れると子供っぽく、そしてやんちゃになる。ヒミツ、ひみつ、秘密。コンパクトを覗いても見つかりっこない、お兄ちゃんとまどかの秘密。この装丁可愛くって大好きです。ユイチもまどかちゃんも可愛い~♫小路さんのライブのシーンが好き。音楽だけじゃなくて当たってるスポットライトの色や見上げる角度、それぞれの表情や視線が交錯する所までふわっと想像できました。閃光ライオットや、小さなライブハウスで今日も奏でられる、若い音楽が無償に聞きたくなりました。

2013/07/14

七色一味

読破。小路幸也さんと宮下奈都さんの共著。小路さんのほのぼのとした──そればかりである種緊迫感すら抜けがちな作風の中に、宮下さんのピリリと山椒のような鋭い文体が混ざり、いい感じに物語が締まった。物語的には、なんとなく小路さんぽさが感じられる設定。 つむじが二つある子って、気が強い──きかん坊って、私は聞いてたけどな…。

2013/01/16

紫 綺

つむじが2つあること、つむじダブル〈Double Spin Round〉略してDSR。二人の人気作家が、兄と妹を交互に紡ぐ、やさしい家族の物語。宮下さんが描く優しさと小路さんの描く演奏シーンは、素晴らしい!!

2012/12/08

風眠

子どもにとって親は、生まれたときから親でしかないから、その親にも過去があるなんて考えもしなかったりするけど、親だって子どもに言ってないこと、わりとあると思うな。夢を諦めて子どもを産み、家庭を作る道を選んだ事は、まだまだ可能性がたっぷりある子どもから見れば、もったいないことのように思えるけれど、それでも「あなたたちに会えて、それだけでもう私は幸せいっぱい」と言えるって、やっぱりステキなことだ。穏やかだけれど信念をもって人生を歩いてる登場人物達。小路幸也と宮下奈都のリレー形式で綴られたフワッと優しい物語。

2013/04/15

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