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ヘンダワネのタネの物語 (ノベルズ・エクスプレス)

ヘンダワネのタネの物語 (ノベルズ・エクスプレス)

ヘンダワネのタネの物語 (ノベルズ・エクスプレス)

作家
新藤 悦子
丹地陽子
出版社
ポプラ社
発売日
2012-10-06
ISBN
9784591130957
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ヘンダワネのタネの物語 (ノベルズ・エクスプレス) / 感想・レビュー

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うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

ひょんなことから同じクラスで同じマンションに住むイラン人のアリと一緒に、直の叔母の家に泊まりに行くことになりましたが・・。丹地陽子さんのイラストに惹かれて手に取りましたが面白かったです。自分が生まれ育った国の事を人前で堂々と話すことが出来るのは、実はとても誇らしい事なのだと感じました。偏見かもしれませんが、もしアリがイラン人ではなく英語圏の人という設定だったら、母親が片言の日本語しか喋れないことに対してそれほど苛立ちを感じなかったかもしれません。ギャッベ織りのシーンが幻想的でとても素敵でした♪★★★★

2013/05/30

aiaimo`olelo

なんとなく手に取った児童書(おそらく小5くらい向け)でしたが、物語の背景にはイラン文化が!最近読んだ『深夜特急4』でイランが出てきたばかりなので前のめりに読みました。ヘンダワネ(日本での西瓜)の種とイランの遊牧民が織る絨毯ギャッベにまつわる物語が、日本語があまり上手でないイラン人母への複雑な想いを抱えたイラン人息子を通して語られていきます。自分のルーツと、いま現在身を置く場と。そこに分離があったとしてもどちらも好きでいたいし大事にしていきたいよね。わが家も異なる言語が飛び交う家なので共感しまくりでした!

2022/10/15

mntmt

おいしそうなイラン料理。遊牧民が織る絨毯。イランと言う国に興味が湧いて来ます。自分の国の文化を身につけている人って、魅力的ですね。

2016/07/05

杏子

「ヘンダワネって、ヘンだわね~!」呪文の言葉?フフフ、面白い~!イランのスイカ、ヘンダワネのタネがお話を閉じこめ、それを耳にあてたらまた思い出す、枕の下にしいて寝たら夢も見ることができる? イラン人の同級生の男の子アリと、絵が好きすぎて絵ばかり描くヘンな女子といわれてる直…二人には「ヘン」というという共通項があって、互いに気になっている。そんな二人が一緒に直の母の妹リコちゃんの家に泊まりにいくことになって…。ギャッベという不思議な織物を作る遊牧民の話や美味しそうなイラン料理のこととか、魅力的な作品だった。

2015/07/05

tan

 児童書なのでサクサクと読めあっという間に読了。イランの話は知らないことも多く絨毯や遊牧民や料理などとても興味が持てました。が、読み物としては内容が薄く終わり方も尻切れトンボ的でちょっと残念でした。子供向けとはいえ高学年ならば物足りなく感じると思います。主人公二人の感情をもっと表現して、成長をもう少し描いて欲しかったです。

2015/05/12

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