([ん]1-2)君と過ごす季節 春から夏へ、12の暦物語 (ポプラ文庫 日本文学)
([ん]1-2)君と過ごす季節 春から夏へ、12の暦物語 (ポプラ文庫 日本文学) / 感想・レビュー
あつひめ
季節の動きとあわせて読んだので秋から冬へは読了。春、夏と気持ちが浮き立つように季節も変化していく。色の濃い絵の具で染めるように。人はその季節の匂いで過去の記憶を引っ張り出せる有能な脳みそと心を持っている。雨の音や桜の舞い散る様子で。初めての作家さんも数名いましたがその人の描く24節気だから楽しめました。違う人が違う節気を受け持つとどうなるのかなあとか。原田ひ香さん、初めてでしたが印象に残りました。春が来るのが待ち遠しくなってきた。
2014/02/22
ハミング♪♪@LIVE ON LIVE
短編ばかりなので読みやすかった。原田ひ香氏の「立春」、小手鞠るい氏の「清明」、川本晶子氏の「穀雨」、原宏一氏の「芒種」あたりが好きかな。
2013/03/26
ちはや@灯れ松明の火
君が隣にいてもいなくてもお構いなしに季節は巡る。名前ばかりの春が来て、降る雪は雨へと変わり、冬ごもりから目覚める虫。ふと君を思い出せば、かじかんだ心が少しほぐれた。徐々に昼が長くなり、明るく清らかに花咲いて、畑を潤す恵みの雨。空の色や花のかたちを、君に見せたいと思った。光あふれる夏の始まり、眩しい緑滴る草木、実りを願って撒かれる種。君と並んで眺める雨ならいやじゃない。長い昼を楽しんで、梅雨の間の陽射しを待ちわびて、照りつける太陽にじんわり浮かぶ汗。君のてのひらから伝わる熱は、きっと夏の所為だけじゃない。
2013/07/18
takaC
19??年神奈川県生まれ、1962年愛知県生まれ、1972年長崎県生まれ、1972年千葉県生まれ、1956年岡山県生まれ、1962年香川県生まれ、1977年テヘラン生まれ、1963年東京都生まれ、1954年長野県生まれ、19??年山口県生まれ、19??年東京都生まれ、1969年東京都生まれ、の12人。
2013/02/19
小梅
立春から大暑までの季節をテーマにしたアンソロジー。ん?って感じのもあったけど、ちょうど今の季節にピッタリだしサラリと読みました。最後の大暑は私の誕生日(笑)クソ暑い日。
2014/04/08
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