ほしのはなし (単行本)
ほしのはなし (単行本) / 感想・レビュー
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
北野武さんがつくった絵本。編集と構成は息子の北野篤さんが手がけている。折り紙のような構造で、左⇛左⇛上⇛上……と開いて読んでいく。不特定多数の人が手に取る図書館の本では、破れてしまわないか心配になるけど、内容にとても合った形だと思う。夜空を見上げながら話をするおじいさんと男の子。大切な人の星を探す。去年亡くなったおばあちゃんや両親や好きな女の子の星も♪ ページを開くごとに画面が大きくなっていき、降るような満天の星空が広がっていく。紙のプラネタリウムのような絵本。2012年12月初版。
2016/04/19
パフちゃん@かのん変更
ビートたけしの絵本。畳まれた1枚の紙に綴られたお話。広げながら読んでいくと星空が広がります。構成もお話も素敵です。作者のイメージが少し変わりました。
2013/08/24
たまきら
表紙の美しい青に惹かれて。誰が描いたか表紙には書いていないので開いたら、北野武。おお~。そういえば彼はブルーが上手だよな。ロマンチックで素敵なので友人に見せたら、「たけしは絵がうまいんだよ」と色々な逸話を紹介してくれました。下町の人には彼を誇りに思ってる人がたくさんいるのよね。
2022/09/06
gtn
無限の宇宙から生まれた星は無数。人間を含め、一時的に宇宙に姿を現し、見えなくなった生き物も無数。星と同じように、人間も縁に触れて、宇宙のどこかにまた姿を見せる。だから、おじいさんは寂しいとは思っていない。縁が深ければまたおばあさんに会えると信じている。
2020/08/13
くぅ
絵本だけど絵本じゃな〜いΣ( ̄[] ̄;)!普通の絵本だと思って借りてきたからビックリ!でも、お部屋で広げてみたら結構感動ものかも(๑´罒`๑)♪短いのにスケールはでっかくて、星空に吸い込まれるように物語に入り込んじゃう。私の星はどこかしら(●´⌓`●)?
2016/05/06
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