今、話したい「学校」のこと
今、話したい「学校」のこと / 感想・レビュー
岡部敬史/おかべたかし
文中に「キミが話す英語は、キミが話す日本語を超えない」とあった。これこそ幼少期の英語教育をするうえで、忘れてはいけない至言だと思う
2017/08/03
太田青磁
民間校長としての経験を個別具体例をたくさんあげて、中学生でも考えられるところまでまとめてあります。いい例と悪い例を先生が実地で示す面接指導や校長から卒業生や地域を巻き込んだ部活動などは藤原さんならではの目の付け方が面白く感じます。
2013/07/17
Shun Ito
「情報処理力」は勉強することで身につくが、「情報編集力」は幼少期からよく遊んだ人に軍配が上がる。なぜなら遊びの中に無限に「なんでだろう?」と疑う要素が含まれているから。例えば、野球するときにベースがなかったら木の枝4本で囲ってベースを作ったりなど。学校って勉強が全てではないんだよなぁ。
2019/10/24
かずぼん
著者の持論である絶対解を求める教育から納得解を探求する教育へ、それを形にしたよのなか科という新しいカリキュラムを、中学生の読者を想定して書いたもの。学校での学びが社会に出てから役に立つために、学校の様々な仕組みに対しての問題提起もされている。タテとヨコの関係以外にナナメの関係を大切にすること、ジグソーパズル型学習とレゴブロック型学習とのバランスなど、主張にブレがない。複眼的思考をクリティカルシンキングと読ませていることも批判的という日本語が持つ誤解を回避する巧い方法だ。答えがない問いに如何に向き合えるか。
2019/12/24
の
簡単にクリティカル・シンキングを説明したり、現在の学校の大まかなあり方、問題点と改善策などを考えて見る本。藤原さんの本を何冊か読んでいれば、内容はあまり変わりないと気づく。しかし、中学生くらいから実際にこの本を読みつつ一人で取り組めそうな所が、この本の最大の長所であろう。
2013/07/03
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