キリンがくる日 (ポプラ社の絵本 (22))
キリンがくる日 (ポプラ社の絵本 (22)) / 感想・レビュー
Kawai Hideki
志茂田景樹さんの朗読会で嫁さんがサイン本をゲット。老いたキリンがいなくなった北海道の動物園に、若いキリンを連れてこようとする園長さんとキリンを心待ちにする少年の物語。アフリカに住むキリンを北海道に連れてくる人間の身勝手さや、移動中に死ぬかもしれないキリンの過酷な運命にも触れながら、それでも「生きた動物の姿を子ども達に見せたい」という園長さんの心意気が熱い絵本。キリンだけでなく、故郷を遠く離れて住む動物園の動物達に感謝の気持ちがわいてくる。
2014/07/26
MICK KICHI
生まれが北海道の釧路なので、釧路動物園の話に惹かれました。 男の子がもうすぐキリンが補充されるという張り紙を見て嬉しさでいっぱいながらも、色々な疑問が湧きます。 どうやって運んでくるの? 一人寂しくて大丈夫かな? そもそも寒くて大丈夫? 今釧路動物園にいるキリン? スカイ君をモデルにした話です。
2018/07/12
小夜風
【小学校】子どもが大きくなってからは、もう何年も動物園にはご無沙汰だなぁ。子どもを初めて動物園に連れていった時のあの驚く顔は忘れられません。賛否両論ありそうですが、やっぱり動物園にはキリンがいてほしいですね。黄色の背景に白い雪が映えます。
2015/01/25
☆ぴよこ☆ 「クリスマスに絵本を贈ろう・絵本を読もう」「【読メ絵本部】」
単純に考えていたけど、実は奥深い話。幅広く読み聞かせが出来そう。中学生に読み聞かせ予定
2014/05/20
ぽてちゅう
動物園ってなに?教育施設?娯楽施設?キリンは生まれた土地やお母さんと離れ、飛行機で窮屈な思いをしながら命がけでやって来るそうです。胸がちくり痛みます。それでも動物たちは”動物園”という環境でしっかりと生き、私たちに身近で出会える喜び、一緒に過ごす楽しい時を与えてくれます。ギブアンドテイク。じゃあ、私たちは動物たちに何をしてあげられる?主人公のけんとくんは自分なりの答えを見つけました。ならば、私も答えを探しに動物園に行ってみるかな。
2020/11/26
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