([は]1-6)秘密のスイーツ (ポプラ文庫 日本文学 ([は]1-6))
([は]1-6)秘密のスイーツ (ポプラ文庫 日本文学 ([は]1-6)) / 感想・レビュー
Shinji
タイトルからいくと、まだ誰も味わったことのないような素敵な甘さのお話だろうけど、そうではなくて食糧的な事と友情のお話でした。とても優しく読みやすいファンタジーで、どちらかというと児童書っぽい仕上がりですね。それでも理沙と雪子の友情に偽りはなく、時代背景のやるせなさもしっかり伝わりましたね。あとがきでの林さんの説明に共感した一冊でした。
2016/05/08
芽
児童向けに字も少なく読みやすい。戦争のことを知らない子供が増えてきた世の中だからこそ読んでもらいたい。
2014/07/11
ミカママ
読み始めてすぐに「なんじゃこりゃ、小学生向けか?」って感じで。しかもなんかSFぽいし、ファンタジーぽいし。私の一番苦手な内容?みたいな。ところがラストに向けて、ぐいぐい読まされました。ラスト近くの「時代を隔てたお友だち」からの手紙、不覚にも涙しました。さすが林真理子さん、落としどころはちゃんとツボを押さえてくださいました。一言でいうと、大人も楽しめる少女向けのファンタジーってところかな。
2014/07/25
ミカ
【図書館】実は林真理子さん初読み。ドラマanegoの印象が強かったので、「え!林真理子さんがポプラ文庫!?」と驚きつつ手に取りました。(すいません笑) 優しくて温かい雰囲気、でもその裏で戦争の残酷さが伝わってきます。大人も子供も楽しめる作品だと思います。 おいしい食べ物があることを当たり前と思っちゃいけないね。
2016/05/16
coco夏ko10角
すごく良かった、なんて素敵な友情……。終盤でちょっと泣きそうになってしまった。林真理子さんってこういう作品も書くのですね、他にもあったら読んでみたい。
2015/06/29
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